2011.3.16 10:02
引用【パリ=山口昌子期記者】フランスのフィヨン首相は15日、国民議会(下院)で、東日本大震災による福島大1原発の事故後、在日フランス人で日本脱出を希望する者が増えている状況を踏まえて、仏航空大手エールフランスに臨時便を出すよう指示したことを明らかにした。
首相はまた子供など優先的に帰国させるべき約280人について、災害支援の援助隊や支援物資を運んだ航空機に乗せて出国させる方針も表明した。
さらに被曝(ひばく)による健康被害に備えるため「安定ヨウ素剤」の錠剤1万個も在日フランス人に運ぶと述べた。
仏外務省によると在日フランス人は約9千人。約5千人が東京とその近郊にいるが、現在は約2千人に減っている
このような動きは海外諸国が現在直面している日本の危機、日本に滞在していること事態のリスクを象徴していると思われる。

要は、首都圏にいたら被爆する可能性があるということだ。
何故その可能性があるのかは、原発を制圧できる可能性が少なくなってきている、すなわちその可能性とは、貯蔵されている使用済み核燃料も含めて連鎖的にメルトダウンが進行し、最終的に爆発を起こし首都圏を含む広範囲が放射性物質の拡散により大気、土壌、水、すべてが放射能で汚染されるということだ。 

再臨界した場合、大量の中性子線が放たれることになる。東海村の臨界事故で起きたことよりも規模の大きいことが起これば、数キロの範囲で中性子線による被爆は考えられる。
そこまで行かなくても、プルトニウムを含む使用済み核燃料の再臨界が始まれば強力な中性子線を放つだろうから、どんな防護服を着用したとしても人間が近づくことはできなくなるわけで、その時点で制圧手段がほぼ絶たれることになる。 

報道では確認できていないが、既に福島原発から中性子線が出ている可能性もあるのではないか?  人気ブログランキングへ