福島第一原発近くの海水から、最大で安全基準の126倍にあたる濃度の放射性物質が検出されたことを、東京電力の22日未明の記者会見で明らかになった。
ヨウ素131が原子炉等規制法が定める基準の126.7倍、検出された。
セシウム134が基準の24.8倍、セシウム137が16.5倍検出された。 
体内被曝した場合で、生物学的半減期はヨウ素が8日、セシウムは呼吸器から取り込み、骨に蓄積されると50年だ。
ほぼ一生体内被曝することになる。
呼吸器から取り込むことを防ぐにはマスクをするなど、花粉症対策と似たようなことを行うことが有効とされる。
発表された数値が人体に影響があるかどうかはわからないが、即日影響が出るような値ではないだろう。
それよりも、長期的に食物連鎖を通じて人体に蓄積されることの方が心配だ。
厚生労働省は水産物へのモニタリング検査を強化するよう要請したらしいが・・・