東北の海岸地帯を襲った大津波。仙台市若林区も大きな被害が出たが、刑務所は安全だったようだ。
若林区の荒浜海岸から5kmほど離れたところに仙台刑務所がある。

刑務所の建物は非常に頑丈にできてるそうだ。
津波の浸水も建物の倒壊もなく、職員や受刑者も全く被災することはなかった。
さらに食料など刑務所には大量の備蓄があり、暖房も通常通りだったらしい。

周辺住民が停電や断水、物資の不足などで被災された人々が苦しい生活を強いられている中、通常の受刑生活が維持できたとの事で、被災民からするとうらやましく思うほどの生活環境だったかもしれない。
刑務官などの職員は受刑者用の備蓄食品を食べるわけにいかないのだそうだ。
一般人と同じように物資不足で食事にも不自由するありさま。震災当日から休日返上で働いて愚痴のひとつも出てきたとしても無理はない。

いっそのこと受刑者から職員に差し入れでもして労をねぎらったらどうか?
(もちろん職務既定で受刑者から品物、金品を受領したら大問題になります)

震災の時ばかりは受刑者は安堵できたということか。被災者の受け入れ施設として活用するのも難しいか・・・。
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