テレビの震災報道で、福島第一原発を、30キロ離れて撮影しているNHKカメラの仕組みが公表されている。
中継車が現場に近づけない状況で、生々しい放水現場の様子や煙などをとらえ、緊迫する原発の状況をテレビで流している。
NHKによると、映像はヘリコプターに取り付けられたハイビジョンカメラ(幅40センチ、高さ56センチ、重さ約47キロ)で、ヘリコプターで空中から撮っている。
84倍ズームで、ヘリの振動をを吸収する防振装置が備えてある。
「30キロ先でも固定して撮影したような映像が届けられる」という。
さらにデジタル処理を施し、映像を鮮明化している。
カメラは映像機器などを扱う池上通信機が製作。
(レンズは富士フイルム製)
防振装置は電子機器などを手がける日本航空電子工業製のものということだ。

NHKの技術陣は素晴らしい。受信料金払いたくなった。 
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