韓国原発、今度は4号機でトラブル 運転を継続
韓国の原子力発電事業者「韓国水力原子力」は19日、南部・釜山市にある古里原発の4号機で同日、電源系統のトラブルが発生したと明らかにした。非常用のディーゼル発電機が稼働して電力を供給し、原発は運転を継続、安全に問題はないという。
同原発では12日に、1号機が電源系統の遮断器故障で運転を停止するトラブルが起きたばかり。
聯合ニュースによると、同原発は3号機と4号機が同じ系統の外部電源を使用。核燃料交換や施設点検のため今月4日から停止中の3号機の機器に問題が生じ、4号機への電力供給に影響を与えたとみられる。
約30年の設計寿命を延長している1号機については、老朽化による事故発生の可能性が高いとして、周辺住民らが裁判所に運転停止を求める仮処分申請を行うなど「廃炉」を求める声が強まっている。(共同)
遮断器の部品欠陥が原因か 韓国・釜山の原発停止
韓国政府傘下機関である韓国原子力安全技術院は4月18日、南部釜山市にある古里原発1号機が電源系統の遮断器故障で運転を停止した問題について、遮断器の部品の欠陥が原因だったと明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
同ニュースによると、遮断器内の連結端子を固定するスプリング部分に問題があり、遮断器から発火。予備の遮断器が設置されていたが、うまく作動しなかった。最終的には非常用のディーゼル発電機が稼働したため、施設への電力供給には問題はなかった。
この遮断器は、安全装置に関連した電源系統とは別という。
1号機は30年の設計寿命を延長しており、市民団体などから老朽化による事故を懸念する声が出ている。(共同)
日本の原発事故に比べたら・・・。 人気ブログランキングへ