栃木県内の牧草が安全基準値超えている。
栃木県は5月2日、栃木県県内で採取した牧草から、基準値を上回る放射性物質が検出されている。
栃木県県内全域で3月19日以降、乳用牛と月齢15カ月以上の肉用牛に牧草を与えることが規制されている。
4月27日に県内4カ所で採取した牧草検査では、足利市の牧草から基準値を超す90ベクレル/キログラムの放射性ヨウ素(基準値は1キログラム当たり70ベクレル)と
650ベクレルの放射性セシウム(基準値は1キログラム当たり300ベクレル)を検出。
那須町の牧草からは910ベクレル/キログラムのセシウムが検出された。
再び牧草を与えるには同じ場所で3回続けて基準値を下回る必要があるため、新しい牧草が生えるのを待って再検査する。