日本原子力発電(株)は東海発電所(廃止措置工事中)、東海第二発電所、敦賀発電所1号機、敦賀発電所2号機を保有しているが、東海第2原発が地震の影響で運転を停止中だ。
敦賀原発1号機は定期点検のため停止中で、敦賀原発2号機が唯一、営業運転中であったが、次冷却水の放射性物質(放射能)濃度が上昇しているため5月7日に原子炉を停止することになった。
敦賀原発2号機放射能漏れ

核燃料(燃料ペレット)から放射性物質が漏れだしている疑いがあり、一次冷却水が低レベルだが汚染された。
日本原子力発電のすべての原発が停止することになる。敦賀原子力発電所2号機の発電能力は116万キロワット。

日本原子力発電ホームページ
http://www.japc.co.jp/

話は変わるが、国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン容疑者が米国軍によって発見、殺害されたが、アルカイダは米国の同盟国である日本の原発を標的にする可能性も有りえない話ではないと、軍事アナリストの小川和久氏が5月7日付けの夕刊フジの記事でコメントしていた。
まあ、あくまで可能性というかそのような想定も有りえない話ではないということなのだろうが、政府は自衛隊に無理ばかり押し付けてきて、自衛隊員もヘトヘトだろうが、自衛隊や警察にもし余力があるなら原発施設の警備を厳重にしたほうがいい。基本は空港などの水際なのだろうが、今の日本はテロや軍事上の脅威に十分対処できる力があるのか少々不安に思った。

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