全国各地でセシウムの検出が続いている。

長野県上田市の市内の二つの下水処理場で5月17日に採取した焼却灰や汚泥から、放射性セシウムを検出。
焼却灰から1760ベクレル/kg、汚泥からは60~80ベクレル/kgの濃度だった。

神奈川県でも県が管理する4カ所の下水処理場で5月6日日に採取した汚泥や焼却灰から放射性物質を検出された。
検出量が最も多かったのは相模川流域右岸処理場(同県平塚市)で、汚泥から482ベクレル/kgの放射性セシウムと473ベクレル/kgの放射性ヨウ素を検出。
焼却灰からは2873ベクレル/kgの放射性セシウム、1177ベクレル/kgの放射性ヨウ素を検出した。

東京都では5月10日~5月22日にかけて、都内すべての施設12カ所から汚泥と汚泥焼却灰を採取している。
江戸川区の葛西水再生センターの汚泥焼却灰から最高で29100ベクレル/kgの放射性セシウムを検出したと発表した。焼却前の汚泥からも1700ベクレル/kgを検出した。
その他、茨城や栃木、新潟の下水処理施設でも検出されているが群馬県前橋市でも、前橋水質浄化センターで5月9日に採取した下水汚泥の焼却灰から41000ベクレルベクレル/kgの放射性セシウムを検出ししている。
焼却前の汚泥からは同1844ベクレル、汚泥や焼却灰を高温処理した溶融スラグからは17090ベクレルベクレル/kgのセシウムを検出した。
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