菅首相、小沢氏らとの面会希望 不信任案同調が不安で小沢氏に接近?
 
民主党内で内閣不信任決議案に同調する動きが気になるのか、菅総理は29日の帰国後に小沢一郎氏や鳩山由紀夫氏の党代表経験者に対し面会を希望しているとのことだが、菅総理の批判を公言するようになった小沢氏との面会を望んでいるなんてどうかしている。
何故なら、小沢氏は党員資格停止中の身でしかも無期限だ。(民主党の規則では党員資格の無期限停止はない)

民主党として、一党員の党員資格を正式に剥奪したのだから、「民主党内は一致結束した行動をとってもらえるものと私は信じている」という菅首相の言葉には矛盾がある。
党員資格を剥奪した相手に、「一致結束した行動を取ってください」なんておかしくないか?

首相は「広く代表経験者とお話しする機会があればありがたい」と菅総理は言ったらしいが、あれだけ小沢氏を批判して追放しておいて、馬鹿じゃないかと言いたくなる。
いよいよ自分の政権がもうヤバイと感づいたのか、自分の延命のためならコロッと態度を変える。節操がない。
岡田幹事長も「小沢氏と私はいつでもお話ししたいと思っている」などと言ったらしいが、党員資格のない小沢氏と何故、会談する必要があるのか。
民主党の中間派議員も菅首相と距離を置きつつあり、積極的に菅首相を支持しようという議員は民主党内でも少数派だ。

多数決が民主主義の掟なのだから、民主党議員も内閣不信任案に同調して造反するなら80人とかけちなことは言わず、300人くらい造反したらどうか。
300人まで行かなくても200人も造反すれば、それは造反でなくなる。
野党はおろか、民主党議員からも指示されない首相が居座ることの方が異常事態だ。

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