温帯低気圧が通過した後の風向きが変り、強い風で南に流されると予想されます。
31日は関東地方直撃です。

ドイツ気象庁の計算による5月30日午前9時(日本時間)~ 5月31日午後9時(日本時間)のシュミレーションです。
 
台風や雨の影響が心配されます。今現在、福島原発から大気中に放出されている放射性物質の量よりも、周辺地域に下降物として堆積した放射性物質の量の方が、はるかに多いといわれています。 強い風や雨に流されて土壌や河川の汚染が広がってしまう可能性もあります。 また、強風によって再度大気に舞い上がって、数百キロに渡って飛散する危険もあります。 台風が来るたびに各地の放射線量に変化が見られないか注意すると良いと思います。
全国の放射線量は原子力専門家の有志が公表している数値の方が信用できそうです。

東京都葛飾区金町2の放射線測定データ 5月9日~5月29日
葛飾区金町2 放射線量測定データ

(※参考 0.35マイクロシーベルト/毎時 = 年間3ミリシーベルト超)
ICRPの勧告では通常の一般人の年間の放射線の被ばく量を1ミリシーベルト以下としています。 
葛飾区以外でも、港区港南、文京区本郷、西新宿などで0.12マイクロシーベルト/毎時 (年間では1ミリシーベルト超の計算) 前後の値を記録している箇所があります。上の測定記録は地表1メートル前後の高さで測定されています。
地表面に近いほど、放射線量が高くなる傾向があります。



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