新たなホットスポットが見つかった。神奈川県横浜市瀬谷区の小学校に隣接する水路の跡地(二ツ橋町の市立二つ橋小学校近く)で、1時間当たり6.85マイクロシーベルトの極めて高い放射線量が計測された。
横浜市では小学校の校庭の一部などを立ち入り禁止にしたが、除染対策はこれから検討するものと思われる。
福島原発との関連性については断言できないものの、原発事故以外に考えられないとの見方が有力だ。
横浜市立二っ橋小学校に隣接する3メートルほどの水路の跡地だが、ホットスポット発見のきっかけは市民からの情報が横浜市に寄せられ放射線量を測定した。
この場所の土壌の放射性物質の濃度を測ったところ、1キログラム当たり62,900ベクレルの放射性セシウムが検出ている。ごく狭い範囲のホットスポットではあるが、チェルノブイリ原発の立ち入り禁止区域をも上回る土壌汚染の数値だ。

ちなみに数値だけの計算をすると、昨年4月の福島原発2キロ圏内の空間放射線量測定記録では、福島県浪江町加倉で毎時6.9マイクロシーベルトが計測されている。
横浜市瀬谷区のホットスポット(水路の跡地の地上1センチの値)はこれとほぼ同じ値で、非常に高い値と言っていい。
ホットスポット付近は近寄らないようにしないといけないが、仮にその場所に24時間居続けると、164マイクロシーベルト、1年間居続けると60ミリシーベルトの被ばくをする可能性がある。
土壌の検査はセシウム以外は行っていないようだ。
専門家はプルトニウムはあまり遠くに飛ばないと決めつけているようだが、セシウム以外の放射性物質の測定をやってみたらどうか。
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