福島原発の真実 | プルトニウムの毒性 | 東日本大震災と福島第一原発事故

福島原発の真実とは何か?福島第1原発の放射能が襲う日本の危機。東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)が引き起こしたプルトニウムに汚染された福島第一原子力発電所と計画停電の日本経済への影響や原発の最新情報。プルトニウムの毒性や半減期、高速増殖炉などについても解説。

農作物・食品・畜産物

なでしこJAPAN ワールドカップ優勝

日本女子サッカーがW杯で強敵米国を制して見事優勝した。
大震災後の日本にとっては久々に明るい話題を提供してくれた。そして、日本が優勝したことに海外からも賛辞が贈られた。

菅総理がワールドカップ決勝戦の観戦を政府専用機で計画していたそうだがトンでもない話だ。頭の中がどうかしている。人気取りのためになでしこジャパンにあやかろうという卑しさ。
そんなことしてる場合か。辞めるって言って不信任案を否決してもらったんだから。とっとと辞めろ。

神聖な試合を政治的に利用しようなんてサッカーファンをバカにしている。

我々日本国民に感動と勇気をありがとう!やまとなでしこに幸あれ!
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今度は梅が放射性物質の基準値超え。福島のウメ、セシウム検出。

福島市と福島市桑折町で5月30日に採取されたウメから、500ベクレル/キログラムを超える放射性セシウムが検出された。
福島市で690ベクレル/キログラム、桑折町で610ベクレル/キログラム検出された。
出荷自粛措置が取られるということだ。

千葉のお茶から放射性セシウム137検出。規制値超え。

千葉のお茶からも放射性セシウム検出。出荷自粛に。

千葉県八街市と大網白里町で5月19日に採取した露地栽培の生茶葉から、暫定規制値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウム137が検出された。
市場には流通していないという。

八街市の生茶葉・・・セシウム137が985ベクレル/kg
大網白里町の生茶葉・・・セシウム137が985ベクレル/kg
袖ケ浦市の生茶葉・・・セシウム137が346ベクレル/kg(規制値以下)
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茨城でも生茶葉から基準値超える放射性物質を検出。「さしま茶」

 茨城県北部の大子町と同県西部の境町で採取された茶葉から食品の暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された。
茨城県は当分の間、平成23年産の茶葉の出荷を自粛するよう要請。「さしま茶」は茨城県の特産品だ。
大子町は奥久慈茶の産地で、生茶葉の生産量が県内最多。

大子町の生茶葉・・・放射性セシウムが570bq/kg、
境町・・・放射性セシウムが894bq/kg、

暫定基準値500ベクレルを上回った。農林水産省では食品をどの段階で規制するのか見直しを求める声がある。
お茶を生のまま食べる人はいないわけで、実際にお茶として飲む場合は40倍以上に希釈されるので、野菜類と同じ扱いで規制するのは合理性がないとの見方だ。
さしま茶
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焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の集団食中毒事件で横浜市の店舗を営業禁止処分

大和屋商店(東京都板橋区)が「焼肉酒家えびす」に卸した未開封の牛もも肉から大腸菌O-111が検出された。

焼き肉チェーン店「焼肉酒家えびす」の横浜若草台店(横浜市青葉区)の未開封の牛もも肉から大腸菌O-111を検出された。
肉から直接検出されたのは初めて。検出されたO-111ベロ毒素を作らないタイプで富山県などで検出された菌と異なるという。
未開封の牛もも肉は大和屋商店(東京都板橋区)が同店に納入していた。
えびす系列店で食事し死亡した客4人全員からO-111が検出されている。

焼肉酒家えびす 横浜若草台店
焼肉酒家えびす 横浜若草台
 
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福島のアユ、ワカサギ、シラスが安全基準値超す。 淡水魚では初めて。

 福島県は5月13日、福島県内で採取したアユとワカサギ、シラスから食品衛生法の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。

コウナゴの基準値超えが問題となっているが、淡水魚では初めてのセシウム137の基準値超えだ。
いわき市のアユから720ベクレル/kg
北塩原村のワカサギから870ベクレル/kg
いわき市沖のシラスからも850ベクレル/kg
ヒラメやマコガレイ、ミズダコなどは基準値を下回ったようだが、どのくらいの値が出たかは公表されていない。
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お茶の放射能汚染も拡大中? お茶として飲む限りは安全のはずだが。 足柄茶、小田原市、愛川町、清川村でも放射性物質検出

福島原発事故の放射能ダダ漏れの影響で、神奈川県内の茶葉から暫定基準値を超す放射性セシウム137が検出されている。
足柄茶を生産する16市町村のうち、南足柄市、小田原市で770ベクレル/kg(暫定基準値500ベクレル/kg)、愛川町で同670ベクレル/kg、清川村で690ベクレル/kgのセシウムが検出された。
7市町については検査結果待ちの状態だ。
足柄茶は神奈川県産のお茶の統一ブランド。
山北町から出荷され、ほとんどが県内で消費されるということだ。

神奈川県産の足柄茶


余談ではあるが、お茶は野菜類と同じ暫定基準だがお茶の葉っぱをそのまま食べる人はまずいないだろうから、お茶として煎じた時には実際に1リットル当たり何ベクレルになるのか是非知りたいと思った。

仮にお茶に含まれる放射性セシウムの50%が煎じたお茶に溶けたとしよう。
お茶1杯200gを入れるのに3グラムの茶葉を使用すると仮定する。(2杯で4グラム程度が標準らしいが濃い目に入れてみる)
お茶1リットルで15gの茶葉を使用することになる。
小田原で770ベクレル/kgということなので、15グラムのお茶には1000分の15をかければよいので、11.55ベクレルのセシウムが含まれる。
その半分がお茶に溶け出した場合、1リットルのお茶には5.775ベクレルの放射性セシウム137が含まれる計算だ。

飲料水の場合、放射性セシウムの暫定基準値は1リットルあたり200ベクレル以下としている。
上記の仮定で計算すると、足柄茶を煎じて1リットル飲んでも5.775ベクレルで、茶葉から放射性セシウム137が100%お湯に溶けたとしてもMAXで1リットル当たり11.55ベクレルだ。

飲料水で200ベクレル以下が安全だというなら、それと比較して17分の1~34分の1の計算だ。
ちなみに、WHO勧告では飲料水についてはセシウムを10ベクレル/リットルとしているので、それと比較してもほぼ同等かそれ以下という計算だ。
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今度は茨城産パセリが基準値超え。福島原発汚染のセシウム137、新潟で流通。

新潟県上越市の卸売市場に入荷した茨城県産のパセリから、食品衛生法の暫定基準値(野菜の場合1キログラム当たり500ベクレル以下)を超える放射性セシウムが検出された。
今度はパセリである。普通に考えて基準値を超えていなくても福島原発の放射能で汚染された野菜類が多く出回っていると考えるのが自然だろう。
暫定基準値以下だから問題なしとして流通している食品類は当たり前のように流通してそうだが・・・。
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神奈川県の放射能汚染はどの程度か? 足柄茶の基準値超えをうけて。

福江島原発の放射の漏れの影響は確実に広がっている状況だが、神奈川の農産物で初めて基準値を超えたお茶が出て、先日このブログでもその話題を書いた。

神奈川県の放射線がどの程度か気にされている方もいると思うので、空間放射線量の過去1ヶ月のデータを確認してみたい。

空間放射線久里浜局観測データ
神奈川県のモニタリング放射線データ 久里浜

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週刊現代最新号 2011年5月20日号 「政府が魚の放射能汚染調査を妨害」あまりにいい加減なこの国の安全基準

【総力特集】〈この国は電力会社に丸ごと買収されていた〉 原発マネーに群がった政治家・学者・マスコミ
・電力会社からの「口止め料3億円」を断った科学者がいた
・田原総一朗×金子勝 これは国家ぐるみの八百長ではないのか「東電と原発のタブー、率直に語ろう」
・ノーベル化学賞・根岸英一教授「東大の先生は買収されている」
東京の不動産「大暴落」全詳細情報
〈母乳からも放射性物質〉「放射能と妊婦・乳児・幼児」その危険性について
〈「20ミリシーベルト」に根拠なんかない〉内閣参与はなぜ辞表を叩きつけたのか いい加減な、あまりにいい加減なこの国の安全基準
〈スクープ〉政府が魚の放射能汚染調査を妨害 福島の海を「第2の水俣」にするのか
【LOOK!】 あの鳩山兄弟がまたも新党結成/菅首相の最後の「側近」/「東電株」暴落で天皇家まで含み損/東電に「国費投入」で大バトル/ブチ切れた斎藤佑樹/日本製「原発ロボット」/福島大一原発にイスラエルの会社
ビンラディン「射殺ショー」の舞台裏
天国のスーちゃんへ これまで言えなかったこと
都内一等地1700坪を中国に売り払った国家公務員共済組合
大相撲「八百長軍団」本日も反省なし!
ああ、復興構想会議 現地は呆れている
危険な原発 内部告発の記録
プリマハム養豚場の地獄絵図

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福島原発の放射能、旬の味にも影響。 タケノコから暫定規制値を超える放射性セシウム137が検出

厚生労働省は5月6日、福島県いわき市など6市町村で採取されたタケノコから暫定規制値を超える放射性セシウム137が検出されたと発表した。

いわき市では4月27日に採取されたタケノコからも同セシウム137が検出されている。
今回新たに検出された5市町村でも同様に出荷自粛を求める。

暫定規制値を超えたたけのこは、いわき市、伊達市、相馬市、三春町、天栄村、平田村で5月2日~5月3日に採取された竹の子だ。
伊達市産のタケノコからは、規制値の約3.6倍となる1820ベクレル/kgの濃度が検出された。
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福島原発事故、放射性物質・魚介類の広域的モニタリング実施へ

福島原発事故で放射性物質の海洋への影響を調べるため、東日本沖で魚介類の広域的なモニタリング調査を定期的に行う。
魚介類への放射性物質の蓄積が懸念されるため、宮城、福島県沖では漁業者に自粛を指示している。
調査は神奈川県から北海道沖の太平洋岸を対象に、スズキ、カレイ、カツオ、サバなどの検査を週1回行う。
操業している漁場は水揚げ港や市場で魚を採取、操業自粛地域では漁協の操業船が魚を採取して検査する。

文部科学省と東京電力も、海水モニタリングを48カ所)から105カ所へ広域化する。
福島第1原発からの最大約300キロに海水のモニタリングエリアを拡大する予定だ。

海底土壌の汚染も懸念されるが、福島第1原発から約15~20キロ離れた海底2地点の土からは放射性物質が既に検出されている。
福島県南相馬市沖3キロの海底(深さ20~30メートル)の土を採取した検査の放射性物質の濃度は下記の通り。

■ ヨウ素131が190ベクレル/kg、
■ セシウム134が1,300ベクレル
■ セシウム137が1,400ベクレル

通常時の100~1000倍以上のレベルということらしい。
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福島原発の放射能拡散問題 群馬の牧草から規制値超す放射性セシウム137

栃木の牧草に続いて、群馬の牧草から規制値超す放射性セシウム137

前橋市 750ベクレル/kg
高崎市 530ベクレル/kg
館林市 440ベクレル/kg

牧草の暫定規制値(1キロ当たり300ベクレル)を超えるセシウム137が検出された。

セシウムの137の半減期は約30年。人間が体内に取り込んだ場合の体内半減期は60日~90日と言われている。
体内に取り込んだ場合は筋肉などに蓄積しやすい。経口摂取では大部分が体外に排泄されるが、牧草に付着したセシウムを餌として食べる時に吸引する危険は高い。
結果として、セシウムに汚染された肉牛が出回る危険があるので、原発事故直後に刈り取った牧草などは牛に与えないよう指導しているという。

ちなみに食品の暫定安全基準ではセシウム137について500ベクレル/kg以下となっている。

放射性セシウムの食品の暫定安全基準

飲料水・・・・・200ベクレル/kg
牛乳・乳製品・・200ベクレル/kg
野菜類・・・・・500ベクレル/kg
穀物類・・・・・500ベクレル/kg
肉・魚・卵・その他・・・500ベクレル/kg
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福島原発よりある意味で怖い腸管出血性大腸菌O-111とは? まさか焼肉屋に行って命を落とすとは・・・。

焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」(フーズ・フォーラス 勘坂康弘社長)で発生したO-111集団食中毒、腸管出血性大腸菌の被害が拡大している。
福島原発事故では今のところ直接的な死者は出ていないが、焼肉を食べに行って死者が4人も出ている。6歳の子供が2人も犠牲になった。ユッケが焼肉屋から次々と姿を消しているが、生肉がこれほど恐ろしいものとは・・・。
O-111とはなんだろうか?
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栃木県内の牧草が安全基準値超え

栃木県内の牧草が安全基準値超えている。

栃木県は5月2日、栃木県県内で採取した牧草から、基準値を上回る放射性物質が検出されている。
栃木県県内全域で3月19日以降、乳用牛と月齢15カ月以上の肉用牛に牧草を与えることが規制されている。

4月27日に県内4カ所で採取した牧草検査では、足利市の牧草から基準値を超す90ベクレル/キログラムの放射性ヨウ素(基準値は1キログラム当たり70ベクレル)と
650ベクレルの放射性セシウム(基準値は1キログラム当たり300ベクレル)を検出。
那須町の牧草からは910ベクレル/キログラムのセシウムが検出された。

再び牧草を与えるには同じ場所で3回続けて基準値を下回る必要があるため、新しい牧草が生えるのを待って再検査する。
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福島原発事故放射能拡散の影響続く。 北茨城沖コウナゴのセシウム、再び基準値超える

 茨城県は29日、北茨城市沖で28日に捕獲したコウナゴ(イカナゴの稚魚)から、国の基準(1キロあたり500ベクレル)を超える1129ベクレルの放射性セシウムを検出した、と発表した。同県沖のコウナゴは現在、漁や出荷が全面的に自粛されているが、県は今後も漁協を通じて自粛要請を継続する。

 県によると、北茨城市沖のコウナゴは、12、14日に行った検査では基準値を下回っていた。県は、29日にもコウナゴの検査をするとしている。

 県では、1日に同市沖で捕獲したコウナゴから1キロあたり4080ベクレル(基準は2千ベクレル)の放射性ヨウ素が検出され、県は5日に漁自粛を指導。コウナゴ漁はすべて中止となっている。

 福島第一原発から約30キロ離れた福島県沖では、18日にとられたコウナゴから基準の29倍の放射性セシウムが検出され、出荷が停止されている。
【asahi.com】
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福島のコウナゴ、ほうれん草が安全基準値オーバー。牛の牧草に摂取の基準値

福島のコウナゴ、ほうれん草が安全基準値オーバー

厚生労働省は27日、福島県内で採取したコウナゴとホウレンソウから、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。

 同県いわき市で26日に採取したコウナゴ2品から、最大3200ベクレルのセシウムを検出。田村市で25日、大玉町で24日にそれぞれ採取したホウレンソウからも、最大960ベクレルのセシウムを検出した。

 政府は福島県のホウレンソウとコウナゴの出荷停止を指示しているほか、コウナゴについては摂取も控えるよう要請している。

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政府の証明書がないと事実上輸出ができない日本の食品

福島原発の放射能漏れは今もなお続き、収束の目処は立っていないが、
約20カ国・地域(EU含む)は日本の食品における放射線量検査などの安全証明書を要求している。しかし、これまでに政府が対応できたのはEUとシンガポールだけ。
政府の証明書がないと事実上輸出ができない状態で輸出業者は悲鳴を上げている。
このままでは経済、産業へのマイナス影響は甚大だ。
諸外国・地域の日本の輸出品に対する規制措置は日本がおかれている厳しい現実を示している。
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福島原発の放射能汚染 ・・ やっぱりおかしい厚労省の暫定安全基準値  ・・

福島県内の5つの公園で、安全基準の目安を上回り、1日1時間以内の利用に制限することになった。
放射能汚染の影響で公園の利用が制限されるのは初めて。
福島原発の事故を受けて、文部科学省は学校の校庭などでの活動を制限する目安として、放射線量を3.8マイクロシーベルト/毎時と定めた。
(※これは仮に校庭に24時間365日いると年間の空間放射線による被ばくが33ミリシーベルトの値になる。)
利用が制限されたのは、福島市の新浜公園、信夫山子供の森公園、郡山市の酒蓋公園、二本松市の日渉公園、本宮市の岩角農村公園。
福島県は利用したあとは手や顔を洗ってうがいをすることや、土や砂を口に入れないよう注意を呼びかけているとのことだ。

個人的な感想だが、念のためだとしても、放射線を理由に通常の屋外活動に国から制限されるということは、福島県民や市民にとって複雑な思いがあるのではないか。
気にするなといっても無理な話だ。
心配されるのは空間放射線量よりも放射性物質が呼吸によって肺に吸引される危険が心配だ。放射線の降下物としてセシウム137が心配されるのだが、校庭や公園は土煙が舞うしそこにいれば自然と吸い込む。
微量であってもセシウム137が降下物として校庭や公園にもしあったとしたら、吸い込む危険がある。
口から消化器系への内部被ばくは、ほとんど排泄されてしまうのでリスクは低いが、吸い込んだ場合の内部被ばくのリスクは微量であっても大きいはずだ。
セシウム137の場合は大半は筋肉組織にまわり、骨にも蓄積される。たしか生物学的半減期は70日から90日だったと記憶している。
福島の定時下降物のデータ
 

公表されている資料では地表面にどれくらいの放射性物質があるか計測値を知ることができる。
少なくとも降下物として存在するのは国も認めているわけで、吸引した場合はまさしく内部被ばくをすることになる。
単純に空間放射線量で安全基準(目安)を引いたが、これは外部被ばくのみ考慮したに過ぎない。本当に怖いのは外部被ばくよりも内部被ばくだ。
このあたりの危険を専門家が大きな声で指摘しないのは疑問に感じるが、私の方が心配性という病気のせいだからなのだろうか。
花粉対策用のマスクはヨウ素131の場合は粒子が小さく役に立たないと聞いている。セシウムについてはマスクが効果があるかどうかちょっとわからない。
マスクをしないよりはした方がマシだとは思うのだが、気休め程度かもしれないので。

とにかく福島で子供を持つ親御さんに言いたいのは、セシウムが地表面にあるということは土煙と一緒に放射性物質も自然と吸い込むことになる。
それがまったく健康に影響のないレベルなのかどうかはその筋の専門家が判断すべきことだが、少なくともごく微量な内部被ばくの危険はあると考えるべきで、セシウム137は血流を通して筋肉や骨に蓄積されるということだけは知っておいていただきたいと思う。
微量だとしてもお子さんにとっては避けれるものならそのような危険は是非回避するような注意を日常生活の中でしていただけたらと思う。

あらためて別の記事で詳しく書こうと思うが、日本はICRPの線量限度を基準に安全基準を設けてきたのだが、放射線の専門家にはICRPの基準は内部被ばくをほとんど考慮せず、空間線量などの外部被ばくだけを基準に線量限度を設けているので安全基準が甘すぎると指摘する学者が多くいることは事実だ。
これは具体的な例で言うと、放射性物質の特性によって内部被ばくの方法が異なる。ヨウ素131の場合は吸い込んでも体内に吸収するが、飲料や食物として経口摂取しても吸収され甲状腺に蓄積する。
半減期が短いものの、事故後の放射線量の大半はヨウ素131によるものだ。現在も放射の漏れは続いているのだから、半減期が短いことは安心してよい理由にならない。
物質としての放射線の半減期は8日だが、吸収されたヨウ素131はわりと体内に長く残る。
セシウムの場合は経口摂取してもほとんど体内に吸収されないから、排泄されるまでの間、多少被ばくするくらいのことで、微量であれば飲料や食物として摂取してもさほどリスクはない。
ところが、半減期の長いセシウムを微量であっても常に空気中から吸い込むような環境にいた場合はリスクが高いと思っていい。
ちりも積もれば何とやらで、日々、微量なセシウムを体内に吸収し続ければその積み重ねで1年後には危険な線量の累積体内被曝をしている可能性もゼロではない。
このように、放射性物質と一言で言っても、どのように体内被曝をして、どのような体内被ばくの危険があるのかは、放射性物質によって異なるわけだ。
こういった日常生活の中で起こりうる内部被ばくのリスクをICRPの線量限度の基準は考慮していないといわれている。

もう少しシンプルな例で説明させていただくと、1リットルに500ベクレルの放射性ヨウ素の入った水と、1リットルに500ベクレルのセシウム137の入った水があったときにどちらが安全かというと、両方とも安全基準値を超えてはいるが、ヨウ素がはるかに危険で、セシウムの方の水は500ベクレルでもヨウ素と比べるとはるかに安全だ。
ちなみに両方ともベータ線を放出するのでここでは放射線の種類の違いはないものとして考える。
一見、半減期の長いセシウムの方が危険と思ってしまいがちだが実は違う。
食べ物、飲料に関して言えば、ヨウ素131で汚染されている食べ物の方が実は怖い。半減期が短いからといってヨウ素の方が安心というわけではないのだ。飲む、食べるという行為においてはヨウ素131が最も怖い部類の放射性物質といってもいいくらいだ。
実際の厚労省の暫定安全基準値は逆で、食品の汚染に関して放射性ヨウ素の許容量の方が高くなっている。半減期が短いという理由だけでヨウ素131を安全という判断をしていると推測できるが、これは素人でもおかしいと気付く。
下記の表にもあるように、暫定安全基準値では野菜・魚はヨウ素131は2000ベクレル以内としている。セシウム137は500ベクレル以内としている。
食品の暫定基準値
 

なぜ、出荷の段階で4倍の許容量がヨウ素131に与えられているかというと恐らくその根拠は、出荷してから消費者の口に入るまで半減期の8日を平均として考えたのだと思う。
魚で8日はどうかと思うが、口に入る段階でヨウ素131は2,000ベクレルが1,000ベクレルになる。あとは実際に食べてからの被ばく量でも考慮に入れたのだろうがヨウ素の半減期が短いので体内に取り込んでも長期間高い線量のまま蓄積はしないという考えなのかと一応推測しておこう。
ところがだ・・・何度も言うが、セシウムは食べても吸収しないから被ばくは消化器系の粘膜に限られ、そこを通過する時間も限られている。体内にはほとんど取り込まれないので蓄積はヨウ素131と比較したらわずかな量しか蓄積はされない。(セシウムも経口摂取であっても一定の量は体内に吸収されるが・・・)

何を言いたいのかお分かりかと思うが、食べる、飲むということに関しては比較の問題だが、ヨウ素131の方がはるかに多く体内に取り込まれるので体内被曝の線量はヨウ素131の摂取の方が圧倒的に高いと考えるのが正しい。
だから、安全基準の考え方としてはせめて低い方のセシウムの許容値にするのが妥当と思う。だいたい絶対的な許容量も高すぎる。WHOの基準値は飲料水で10ベクレル/kgとしているから、暫定基準値の200ベクレルとか300ベクレルというのは20倍、30倍の世界だ。

食べ物は新鮮なうちに食するものだ。買ってから1ヵ月後に魚や野菜を料理することは少ないと思う。このことだけを考えてもヨウ素131の半減期が短いので多く許容して言いというのはやはり間違いだ。
日本はICRPの外部被ばくの基準と同じ理屈で、放射線量と放射線の種類と、半減期だけを考慮して、内部被ばくの危険を同じロジックで計っているからこのような間違いが起きる。
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放射能汚染と食物連鎖 海外の専門家の見方

非常に興味深く、良心的でしかもまっとうな専門家の見解ではないかと思ったので紹介したい。

食物連鎖における放射性物質汚染:デイビッド・ウォルトナ=テーブス教授

生物蓄積、生体濃縮について、生態系中の化学物質について考える時には、動植物の個体内に物質が蓄積する生物蓄積や生物濃縮という現実や、捕食動物と獲物で構成される食物ピラミッドの階層が上がるにつれて、蓄積される化学物質の濃度が上がるということを、つねに念頭に置いておく必要があると断じている。
放射能汚染についても基本的なことはかわらないと警鐘を鳴らしている。

スウェーデンでは、食物汚染の限界水準が全体では300ベクレル/kgであるそうだ。日本の野菜や魚は2000ベクレルでもOKということになっている。どこが世界一厳しい安全基準を設けているのか厚労省も考え直したほうがいい。 

以下、デイビッド・ウォルトナ教授の記事を抜粋で紹介させていただく。
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福島県沖のコウナゴ 基準値超え、出荷・摂取制限を指示

食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたとして、福島県内で水揚げされたコウナゴ(イカナゴの稚魚)の出荷制限と摂取制限を同県に指示したことを明らかにした。
魚介類についての制限は初めて。同県は405隻にコウナゴ漁の許可を出しているが、検査目的以外の出漁は見合わせており、市場には流通していない。
コウナゴを巡っては、同県いわき市沖で採取されたコウナゴから、規制値を超える放射性物質が相次いで見つかっていた。続きを読む 人気ブログランキングへ

もしセシウムを大量に摂取してしまった場合には・・・ プルシアンブルー(別名ベルリンブルー)

セシウムを摂取してしまった場合、摂取後ただちにプルシアンブルー(別名ベルリンブルー)を投与すると消化管からの吸収を抑制する働きがある。
経口投与されたプルシアンブルーは、腸管から再吸収されるセシウムの消化管から吸収を防ぐ効果がある。
治療は、セシウム摂取後速やかに開始し、一定期間1日数回投与する。
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