原子力発電所の原子炉には種類があります。簡単におさらいしてみる。
ウラン資源の有効利用目的で、一度原子炉で使用したウラン燃料からプルトニウムを取り出し、そのプルトニウムとウランを混合した燃料体(MOX燃料)を燃料棒を使用している。
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現在日本の原子力発電所ではどんな種類の原子炉があるか整理してみる。
沸騰水型軽水炉【BWR】 東京電力では沸騰水型原子炉(BWR)を採用
加圧水型軽水炉【PWR】 関西電力 九州電力などが採用
改良型沸騰水型軽水炉【ABWR】(浜岡原発5号機)
重水炉 (新型転換炉のふげん)
高速増殖炉 (もんじゅ)
プルサーマルとは原子炉の種類を指すのではなく、通常の軽水炉で使用する燃料棒の中身が違うだけである。
プルサーマルは電気事業連合会のブーメランを投げて戻ってくるCMで知られている。
ウラン資源の有効利用目的で、一度原子炉で使用したウラン燃料からプルトニウムを取り出し、そのプルトニウムとウランを混合した燃料体(MOX燃料)を燃料棒を使用している。
通常の軽水炉ではウラン235とウラン238を混合したウラン燃料(二酸化ウラン)を使用している。
プルサーマルは福島第一原子力発電所3号機(沸騰水型軽水炉)がそうだった。軽水炉であることに変りはない。
関西電力の高浜原発4号機(加圧水型軽水炉)は今年の夏に営業運転を開始する。
プルサーマル計画の原子燃料リサイクルの概念図
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