6日原子力安全委員会は外部被爆の積算値(累積値)が20ミリシーベルトを超えるおそれがある30キロ圏外の地域についても今後屋内退避、または退避を検討する必要があることを発表した。

現在30キロ圏外でも積算値が10ミリシーベルトを超える地域が出てきている。 国際放射線防護委員会は緊急時の被ばくについて、20~100ミリシーベルト以内としている。

通常時における一般人の安全基準は1年で1ミリシーベルトだ。 
緊急時の被ばくについて20~100ミリシーベルトとされている理由は、事故の際の一時的な被爆は、長期間に渡って被爆し続けるわけではないので、ある程度許容されても良いとの考えに立っている。

緊急時の被爆の許容量は原則、原発で働く作業員にも同様にあてはまる。 続きを読む 人気ブログランキングへ