福島原発の真実 | プルトニウムの毒性 | 東日本大震災と福島第一原発事故

福島原発の真実とは何か?福島第1原発の放射能が襲う日本の危機。東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)が引き起こしたプルトニウムに汚染された福島第一原子力発電所と計画停電の日本経済への影響や原発の最新情報。プルトニウムの毒性や半減期、高速増殖炉などについても解説。

プルトニウム

高速増殖炉「もんじゅ」、燃料交換用の炉内中継装置の落下事故、明日引き抜きに着手。

高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器内に落下したままになっている燃料交換用の炉内中継装置を明日、引き抜く予定だ。

日本原子力研究開発機構は原子力保安院から安全性が認められれば、24日にも引き抜き作業を行う予定。

昨年5月、15年ぶりに運転を再開した「もんじゅ」だが、8月に中継装置が落下し、落下の際の衝撃で変形したため引き抜けない状態が続いている。
高速増殖炉の冷却は真水でなく、冷却材として液化ナトリウム(高温で100度前後)を使う。
常温では、空気に触れると燃えてしまうし、水と触れると爆発してしまう非常に厄介な物を原子炉の冷却剤として使っている。
引き抜き作業の際に液化ナトリウムがもしも漏れるようなことがあると、それだけでも大事故につながる危険性が指摘されている。

福島原発で手一杯の時にやらなくても・・・と思うのだが。
これ以上原発事故のニュースが増えたらもううんざりだ。
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福島原発3号機の温度が下がらないわけ。「福島原発3号機 燃料に水届いていない?」

福島第一原発の3号機の温度が上昇傾向でなかなか温度を下げられないでいる。
注水量を増やしてはいるが、何故、下がらないのかと思ったら水が届いていないのだそうだ。

1号機や2号機違い、比較的元気な状態なのだが、一部には、「完全にメルトダウンしていないで、再臨界の状態に近づきつつあるのでは?」と指摘する向きもある。

1号機のメルトダウン発覚を受けて、2号機、3号機でもメルトダウンが起きているとみる専門家が多いのだが、メルトダウンした燃料が水に浸かっているなら1号機と同様に温度が低くていいはずなのに、3号機の温度が高い本当の原因はなんだろうか?
3号機はプルサーマル方式でプルトニウムと混合したMOX燃料という点は、他の原子炉と異なるのだが・・・。

東電によると、原子炉には「シュラウド」と呼ばれる壁と圧力容器との隙間を通して注水しているが、このすき間が詰まり、メルトダウンした燃料まで十分に水が届いていない可能性が高いとのことだ。

この状態が続いた場合、メルトダウンしている核燃料自身の熱で圧力容器の底が抜ける可能性がある。
3号機冷却の決め手はないのが現状で、注水量を増やすことくらいしか対策はない。
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福島県沖のコウナゴ 基準値超え、出荷・摂取制限を指示

食品衛生法の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたとして、福島県内で水揚げされたコウナゴ(イカナゴの稚魚)の出荷制限と摂取制限を同県に指示したことを明らかにした。
魚介類についての制限は初めて。同県は405隻にコウナゴ漁の許可を出しているが、検査目的以外の出漁は見合わせており、市場には流通していない。
コウナゴを巡っては、同県いわき市沖で採取されたコウナゴから、規制値を超える放射性物質が相次いで見つかっていた。続きを読む 人気ブログランキングへ

福島原発事故の1号機、3号機の原子炉建屋内で高い放射線量 ロボットで測定

福島第1原発の1、3号機で遠隔操作ロボットが測定した原子炉建屋内の放射線量の速報値を発表された。
1号機で最大49ミリシーベルト/毎時、3号機は57ミリシーベルト/毎時と高い線量だ。
測定結果について、経済産業省原子力安全・保安院の西山英彦審議官は「想定の範囲内ではあるが、作業には厳しい状況。できれば下げたい」と述べた。
1号機の測定箇所から約40メートル離れた南側の2枚目の扉手前では57ミリシーベルト/毎時と測定されている。
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『100,000年後の安全』の公開 放射性廃棄物の危険を訴えるドキュメンタリー映画

『100,000年後の安全』の公開 放射性廃棄物の危険を訴えるドキュメンタリー映画

フィンランドの放射性廃棄物処理工場にカメラが潜入したドキュメンタリー映画。
安全なレベルになるまで10万年を要するという大量の高レベル放射性廃棄物を生み出し続けながら発電する原子力発電所。
果たして人間が管理できる代物なのか考えさせられそうな映画だ。
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プルトニウムの毒性に関するある専門家の見方

プルトニウムの毒性に関する専門家の見方
プルトニウムは特別猛毒と言われているが、識者によって見方はいろいろあるようだ。
中部大学の武田邦彦先生の見解を紹介する。
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以下武田先生のブログより一部引用
プルトニウムの毒性は次の三つです。(※補足:一般的に言われているようなプルトニウムの毒性)
1. 放射線が強い、
2. 放射線の中でも体の表面や内蔵の表面を損傷する、
3. 人体へ特別強い毒性を持っていると言われている。

過去の文献、資料から推察するとプルトニウムの毒性は次の3つと考えられる。(※武田先生いわく)
1. 放射線は強いのですが、放射線の量を常に測定して管理しておけば、他の放射性物質と同じと考えられる、
2. 放射線の中でも体の表面や内臓の表面を損傷する特徴があるが、これもプルトニウムばかりでなく他の放射性物質でもその程度は同じ、
3. プルトニウムだからといって人体に特別な毒性はない。
外から来る放射線は人間にとって「どの放射性物質から出ている放射線か」かということをわかりません。放射線の種類やエネルギーによって人体に対する影響が決まるだけです。
(※補足:プルトニウムの放射線だから特別扱いという考えは成り立たない)
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福島の事故をきっかけに高速増殖炉(もんじゅ)の危険性を考えるきっかけになる。

福島の事故をきっかけに高速増殖炉の危険性を考えるきっかけになる。
高速増殖炉はウラン238という核燃料としてはそのまま使えない物をプルトニウムに変えて、そのプルトニウムの核分裂でエネルギーを取り出します。
そのためにはウラン238に高速で中性子をぶつける必用があります。
中性子を減速させてはいけないので、冷却剤に水を使いません。
冷却材として液化ナトリウム(高温で100度前後)を使いますが、空気に触れると燃えてしまうし、水と触れると爆発してしまう非常に厄介な物を原子炉の冷却剤として使わなければいけないので、そこに危険があります。
メンテナンスにおいても難しい問題がいろいろとあります。 
福島原発を例に取ると、冷却機能が失われて原子炉が高温になりました。水位が下がって燃料棒が露出して、その過程でジルコニウムが水と反応して水素が発生して爆発を起こしました。
建屋や原子炉の一部に損傷があり、放射能も漏れましたが、水をぶっかけるというかなり原始的な方法でなんとか最悪の事態は回避できています。
高速増殖炉だとそうはいきません。冷却材である液化ナトリウムが漏れて、水や空気に触れた段階で火災や爆発を起こします。液化ナトリウムは高濃度のプルトニウムやコバルト60などの放射能性物質で汚染されているでしょうから、対処といってもなす術が何もありません。
水であれば福島原発のようにポンプで別の場所に移したり海に流したりもできますが、そのようなことはできません。
液化ナトリウムが原子炉に残っている限り放水もできないのです。

その結果どうなるかというと、通常のウラン235を燃やす軽水炉や沸騰水型原子炉と違い、ウラン238に中性子をぶつけて核分裂を起こす高速増殖炉の場合は、制御棒の上げ下げのみで核反応をコントロールしているため、いったん暴走すると止めることは難しくなります。
仮に防護服を着て何かができるような状態を想定しても、大量の高速中性子線がそれを不可能にするかもしれません。防護服はおそらく役に立たないでしょう。それ以前に、いざ事故が起これば何か復旧をするための時間的猶予がほとんどないと考えています。事故が起これば福島原発と比較して事故を制圧できる可能性はかなり低いのではないでしょうか。欧米が高速増殖炉を断念した理由のひとつはそこにもあるように思えます。

地震、火災、部品劣化、原因不明の炉心温度の上昇など何らかの理由で液化ナトリウムが漏れて冷却材が十分機能しなくなった段階でかなり危険な状態になります。
炉心はどんどん高温になり核反応が促進され、おそらく何か対策を考えている暇などないでしょう。あっという間に炉心溶融(メルトダウン)します。
炉心溶融が起きても絶対に外に漏れないような頑丈な格納容器があれば最悪の事態は回避できますが、今回の事故をみてもわかるように、完全に密閉されているわけではなく炉心部分と外は配管で繋がっています。
配管周りの一部が損傷しただけで燃料そのものが外に出てくることになります。
ものすごく丈夫な密閉された釜に閉じ込めることができればまだいいのですが、そのような丈夫な釜を建造することは難しいでしょうし、建造できたとしても配管周りの弱いところは火災や爆発、熱などに弱く、事故の際に密閉することは不可能です。
水蒸気爆発はなくても、液化ナトリウムというもっと危険な冷却材を使うわけですから、爆発や火災のリスクは通常の原子炉とはわけが違います。
事故の際に人が対処できるような代物ではないということです。
他に構造上のもろさとして指摘される点として、高速増殖炉の運転時には500度前後の冷却材の液化ナトリウムが高温になります。水蒸気でタービンを回すわけですから熱交換は液化ナトリウムと相性の悪い水とやり取りすることになります。
もちろん、絶対に液化ナトリウムと水が接触しないような設計にはなっていますが、地震や火災の際にどれだけ耐えることができるのか疑問です。
高温で運転するということは配管をはじめとして、すべての部品に無理が生じます。部品の劣化は高温ほど早いといえます。
軽水炉より高温で運転するために様々な無理をしているため、耐震性は軽水炉や沸騰水型原子炉と比較して構造上のもろさがあります。
一般的な原子炉の場合は緊急時に大量にホウ酸水を投入する備えがありますが、核暴走を起こしやすい高速増殖炉の場合はそれに該当する非常時のブレーキがありません。
(福島原発の場合電源が断たれた為にホウ酸水の投入ができなかったが)
同じ核分裂と言っても、どの物質をどのように核反応させるかで危険度が違うので、安全性を優先するならば制御しやすい核反応でエネルギーを取り出すことが原則です。
万が一の事故の際に引き起こされる結果が大きく異なります。プルトニウムの塊の核暴走を止められなくなったら最後はどうなるのでしょうか?考えたくありません。
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太平洋沿岸の魚介類も放射能による海洋汚染で深刻な状況に。コウナゴだけの問題ではない。プルトニウムは食べて平気なのか?

コウナゴは成長につれて呼び名が違う。

コウナゴ → イカナゴ → メロウド
成魚(メロウド)はどちらかというと海産養殖魚の餌料としての需要が高く、冷凍したものが生餌として用いられる。
コウナゴはそのままポン酢などで、あるいは軍艦巻きとして出される。
イカナゴは佃煮なんかが一般的。しらうおとは違う魚。

茨城県北茨城市の平潟漁協は4日、同市沖で1日に採取されたコウナゴから、1キログラム当たり4080ベクレルの放射性ヨウ素を検出したことを明らかにした。
このコウナゴからは放射性ヨウ素のほか、同セシウムが暫定基準の500ベクレルに近い447ベクレルを検出した。
平潟漁協は漁の再開にあたり、1日までにコウナゴなど5種類を試験的に採取。
食品衛生法では、魚や肉には、放射性ヨウ素の暫定基準を定めていない。
厚生労働省は4日、茨城県側に食用にしないよう要請。新たに基準値を定める方向で検討を始めた。
放射性ヨウ素は魚に蓄積されず、暫定基準値は必要ないという原子力安全委員会の見解を覆す結果だ。
素人でも海洋汚染によって魚介類が放射能で次々と汚染されるのは想像に難くない。
汚染された海水を直接コウナゴが取り込んだだけでなく、餌であるプランクトンの摂取で濃縮されたのだろう。
放射性ヨウ素は魚に蓄積されず、暫定基準値は必要ないという原子力安全委員会の見解はまさしくいい加減なものだった。
これだから国や行政も信用できない。平潟漁協が自主的な検査をしていなければ、流通して消費者の口に入っていて不思議じゃなかった。
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ロシアの科学者が福島原発の放射能汚染に強い懸念。放射能被害を過小評価。

チェルノブイリ原発事故について、人や環境に及ぼす影響を調べているロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士が福島原発の放射能汚染に強い懸念を示している。
チェルノブイリ事故の放射性降下物は計約5千万キュリーだが、福島第1原発は今のところ私の知る限り約200万キュリーで格段に少ない。チェルノブイリは爆発とともに何日も核燃料が燃え続けたが、福島ではそういう事態はなく状況は明らかに違う。
だが、福島第1はチェルノブイリより人口密集地に位置し、200キロの距離に人口3千万人の巨大首都圏がある。さらに、福島第1の3号機はプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を使ったプルサーマル発電だ。もしここからプルトニウムが大量に放出される事態となれば、極めて甚大な被害が生じる。除去は不可能で、人が住めない土地が生まれる。それを大変懸念している。
チェルノブイリ事故の最終的な死者の推定について、国際原子力機関(IAEA)は「最大9千人」としているが、ばかげている。私の調査では100万人近くになり、放射能の影響は7世代に及ぶ。
セシウムやプルトニウムなどは年に1-3センチずつ土壌に入り込み、食物の根がそれを吸い上げ、大気に再び放出する。例えば、チェルノブイリの影響を受けたスウェーデンのヘラジカから昨年、検出された放射性物質の量は20年前と同じレベルだった。そういう事実を知るべきだ。
日本政府は、国民に対し放射能被害を過小評価している。「健康に直ちに影響はない」という言い方はおかしい。直ちにではないが、影響はあるということだからだ。
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プルトニウムの毒性 1グラムの100万分の1の量を吸い込むと致命的な疾患が。

1マイクログラムのプルトニウムを体に吸引で取り込んだ場合、致命的な肺がんに犯されるのだそうだ。
1マイクログラムとは1グラムの100万分の1になるのだが、1ドル紙幣は1グラムあるそうだ。
それを100万分の1にすると1マイクログラムになる。
プルトニウムは水や他の金属と比べて比重が重い金属なので、遠くまで飛散しないということだが、非常に小さい粒子なので条件さえ整えば広い地域に拡散する恐れがある。
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通常の低濃縮ウランの軽水炉でもプルトニウムは燃えて核分裂をしている。

軽水炉ではウラン235を3~5%に濃縮した「低濃縮ウラン」を核燃料として使用している。ウランを燃料とする軽水炉であっても、原子炉内では運転中にウラン238が中性子を吸収してプルトニウム239となり、生成されたプルトニウム239も核分裂をしている。
軽水炉でもプルトニウムは燃える 
燃料棒の使用期間とプルトニウムの割合 















プルトニウム238とプルトニウム239の生成 



















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そりゃとっくに廃炉でしょ。東京電力福島第1原発1~4号機廃炉を勝俣会長が明言

「海水を注入した状況を踏まえれば、おそらく廃止にせざる得ない」と言明したようだ。(30日の記者会見)
えっ?まだ廃炉を決定してなかったの?と思う人も多いはずだ。

まさか、福島第1原発の再稼動の可能性を残して昨日までは検討してた?

さすがにそれはありえないと思うが、東電の判断なのか政府の判断なのかはわからないが、事故後しばらくは再稼動の可能性を十分検討していたと思う。
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福島原発、これまでの最高値を記録。放水口付近の海水から基準値の3355倍のヨウ素検出

福島原発のニュースは日々刻々と報道されている。
東京電力は東京電力福島第1原子力発電所のモニタリングで30日、福島第1原子力発電所の南放水口付近で、国の定めた基準値の3355倍となる放射性ヨウ素131が検出されたと発表した。これまでに海水から検出された中では最も高い値となる。
セシウム134は520.2倍の値も検出されている。
サンプリングは29日の海水の模様である。プルトニウムについては検査していないためか発表はされていない。

一時低下傾向にあったが再び上昇したということは、燃料棒のか余裕したペレットの温度が再び上昇しはじめている可能性がある。
放水量を減らしているので温度上昇によって放射性物質の拡散が活発になった可能性がある。 

あるいは、温度自体は安定していて、部分的に濃度の濃い汚染水が漏れ出た可能性もある。 続きを読む 人気ブログランキングへ

納豆の次はヨーグルトが買えない?計画停電の影響続く。

計画停電の影響がそこかしこに表面化してきているが、一時期の買占めはなりを潜め、米が店頭で山積みになっている光景もみられる。

ところが納豆がなかなか買えない。先日運よくドンキホーテで買うことができた。お一人様1点だが3個パックなので1週間にせいぜい3つか4つ食べるか食べないかだから特に問題はないのだが、日本人の悪い癖なのだろうか。
手に入らないとなるととても気になる。普段気にも留めないのに、手に入らないものを一生懸命手に入れた満足感というか達成感のようなものがあるのだろうか。あるいは入手困難なものを他人より先に手に入れた優越感のようなもの。 続きを読む 人気ブログランキングへ

福島原発(福島第一原子力発電所)のモニタリング状況

福島原発の放射線量のモニタリング状況は
で確認できる。
あくまで空気中の放射線量をモニタリングカーを走らせて測ったものだ。

さっと見てみたが21日のデータ に関心が引かれた。

http://www.tepco.co.jp/nu/monitoring/11032103.pdf 

放射線量の高さも突出しているが、中性子線が観測されている。
いろいろ調べているうちに東京電力は23日、東電福島第一原発の原子炉建屋の約1・5キロ・メートル西にある正門付近で、15日に2回だけ計測されたとしていた中性子線が、12日~14日にも11回検出されていた、と発表されていたらしい。

3月21日の状況を振りかえると、放水活動が盛んに行われていたはずだ。
3月20日夜、燃料プールについて北沢防衛相「全て100度以下」との発表があった後なので、3号機で灰色の煙が観測されたこと意外はさほど大きなニュースは見当たらない。他には2号機から「白い煙」を確認とある。
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福島原発で検出されたプルトニウムの毒性と意味。

福島原発の3号機では、MOX燃料が使用されている。
プルサーマル方式である。
MOX燃料というのは燃料混合体のことで、使用済み燃料中に1%程度含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、二酸化プルトニウム(PuO2)と二酸化ウラン(UO2)とを混ぜた燃料体を原子炉で燃やす。
MOX燃料のプルトニウム濃度は4~9%程度とされる。
プルサーマル方式の原子炉はプルトニウムで燃料を作り、従来の熱中性子炉で燃料の一部として使用され、従来の軽水炉のままで運用が可能である。高速増殖炉を必要としない。
使用済みのウランを再処理してプルトニウムを取り出す分けだが、プルトニウム238 239 240は放射線(アルファ線)でその毒性も放射性物質の中でも最も危険な部類にランクしているが、吸引した場合のリスクが最も高いとされている。そのひとつの理由は物理的半減期が長いことと、実効半減期(体内に取り込んで蓄積された量の半減期間)が骨の場合50年と言われている。放射線の透過力は弱く、紙1枚で遮蔽できる。空気中の透過力は数センチと言われているので人体に付着、または内部に取り込まない限り、プルトニウムから放射線を直接被爆するような危険はベータ線やガンマ線を出す放射性物質よりは危険度が少ない。
猛毒たる所以は体内被曝した場合のリスクの高さだ。吸引によって肝臓または骨に蓄積され、実効半減期は肝臓で20年、骨で50年といわれる。
プルトニウムは、「人類が初めて作り出した放射性核種」であり、人類史上最も猛毒と言う学者もいる。
発がん性が高いという点で異論を唱える人はいないだろう。

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原子炉の状態を把握できない東電・政府・原子力保安院

福島第一原子力発電所の危機的状況が続いている。施設内のモニタリングは、原子炉の状態を把握するためにとても重要である。施設内で作業を行うにあたって、作業員の安全性を確保することが不可欠である以上、放射線の値をできるだけきめ細かくモニタリングしなければければならない。
さらに重要なのは、原子炉の状態を把握するための中央制御室や計器類が正常に稼動していないために、原子炉の状態を把握するj手段が限られているため、放射性物質のモニタリング結果から推測することが現状では最も有効な方法である点だ。

どの場所で、どのような放射性物質がどれくらいの濃度で検出されたかで原子炉や施設の破損状況を推測することができる。

27日に2号機についてとんでもない誤報が流れた。
2号機地下にたまった水の放射性物質(放射能)の濃度が通常の原子炉内の水の1000万倍でヨウ素134のが検出されたというものだ。放射線の強さは29億ベクレルというものだった。
これが事実とした場合は下記の推測が成り立つ。
・2号機の原子炉内の燃料棒は一部、またはほとんどが破損し溶融している。
・核分裂反応が止まっておらず、核分裂は現在も進行中である。
・何らかのルートで原子炉内の水が建屋の外に漏れ続けている。

放射線量の強さも問題なのだが、注目すべきはヨウ素134が検出されたという点だ。(28日に間違いであると発表)
 この半減期は52.5分とされきわめて短い。しかも、核分裂中の燃料棒からしか検出されない物質である。
ヨウ素134の濃度が極めて高いということは、燃料棒が核分裂を続けていることに他ならない。

28日なって、東電は訂正会見をした。

・2号機のたまり水の再検査の結果は、問題となっていたヨウ素134は検出されなかった。
・もともと検出されていたセシウム134という物質と取り違えていた。
・2号機タービン建屋のたまり水の放射線量は通常の原子炉の水の10万倍程度。
・2号機の水は1号機と同じく復水器に移す計画は復水器側の水がいっぱいで入らないので、肝心の汚染された水をどう処理するのか、見通しがない。高濃度の汚染が原子炉の冷却を継続するための施設の復旧作業に大きな障害となっている。
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NHK 25日12:07 【3号機原子炉 損傷の可能性】大量の放射能漏れ続く

3月25日 12時7分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

福島第一原子力発電所の3号機の建物から高い濃度の放射性物質が検出されたことについて、経済産業省の原子力安全・保安院は、「3号機では原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」と述べて、『放射性物質を閉じ込める機能』が低下し、原子炉から放射性物質が外に漏れ出しているという見方を示しました。

原子力安全・保安院は、25日午前10時半ごろから記者会見し、24日、作業員3人が被ばくした3号機のタービンがある建物で、運転中の原子炉の水のおよそ1万倍の濃度の放射性物質が検出されたことについて、原子力安全・保安院は、「3号機では一定の閉じ込め機能はあるようだが、原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」と述べて、『放射性物質を閉じ込める機能』が低下し、原子炉から放射性物質が外に漏れ出しているという見方を示しました。一方、東京電力福島事務所によりますと、福島第一原発の1号機では、原子炉の表面で計った温度が、一時、設計段階で想定されていた最高温度の302度を超えておよそ400度に達していましたが、25日午前6時現在では204.5度まで下がったほか、原子炉が入っている格納容器の圧力も、24日午前5時現在でおよそ3.85気圧だったのが、25日午前6時現在でおよそ3.10気圧になっています。東京電力は、25日朝から外部電源を復旧させる作業を再開していて、1号機から4号機を中心に、本格的に電気を流す前にポンプなどの機械や装置が故障していないかを確認する作業を進めています。このうち、2号機では、25日中に中央制御室の照明が点灯する見通しです。また、3号機では、原子炉にポンプを使って真水を入れる作業を行うほか、川崎市の消防の協力を得て使用済み燃料プールに水を放水する予定です。さらに、4号機では「残留熱除去系」と呼ばれる水を循環して熱を取り除く装置を動かし、使用済み燃料プールの冷却を始めたいとしています。

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なんだかもう放射線がそこらじゅうに

なんだかもう放射線が河川、海、水道水、ほうれん草、乳牛などあちこちで放射性ヨウ素、セシウムなどが検出され、大変なことになってきた。
もう慣れてしまってあまり気にしないよという人も中にはいるだろうが、今や最大の関心事といえる。
マスコミに出る学識者は口をそろえたように「ただちに人体に害はない」を繰り返している。
だったら何故、野菜が出荷停止になったり東京都がひとりの乳児に3本のミネラルウォーターの配給を決定したりするのだろうか。続きを読む 人気ブログランキングへ

福島原子力発電所の事故後の放射線測定(モニタリング)の公開サイト

■東北関東大地震による福島第一原発の一連の事故による放射能の影響をモニタリングします。
有志の方によって集められた日本各地のガイガーカウンターの数値を表示しています。


■文部科学省による福島原発の最新情報について

東日本大震災で被災した東京電力福島原発事故の影響による各都道府県の放射能水準についての情報です。
文部科学省からの配布されたデータとなります。本ミラーサイトを利用して、文部科学省サイトの負荷軽減にご協力ください。 


■都道府県別環境放射能水準調査結果を文部科学省でとりまとめ、随時掲載しています。
アクセスの集中を防ぐため、文部科学省ホームページほか、下記にも情報を掲載しておりますので、ご覧ください。


■環境放射線等モニタリングデータ公開システム

■東北関東大震災・非公式・放射性物質モニタリングポストMAP

■東北電力東通原子力発電所続きを読む 人気ブログランキングへ

大気中放射性物質のモニタリング

自然環境に存在する放射性物質はどの程度のものなのか、福島原発事故をきっかけに何か文献の類がないのか調べてみた。
平成15年に文部科学省が公表したデータがある。
専門家でないので情報分析はできないので、資料に興味のある人は資料の閲覧が可能だ。


本資料は、近年における原子力関連施設の種類と規模の多様化及び想定される事象、事故の内容が複雑化していることに鑑み、平常時及び緊急時における大気浮遊じん等の採取及び測定法等をまとめたものです。
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拡大する放射能汚染

容易に予想されたことではあったが、首都圏の野菜、河川、乳牛から放射性物質の検出が相次いでいる。
これは全国的に広がるだろうし、魚介類、穀物、やがては加工食品をはじめほとんどの食品に蔓延していくことは避けられない状況に思える。

今は福島県産や栃木、茨城、群馬などの野菜や乳牛に留まっているが、それは昨日、一昨日の時点と考えてよくこうしている間にも地下水や土壌や大気に拡散しているわけだ。


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