浜岡原発5号機トラブル「復水器」に海水400トン混入
中部電力は原子炉を停止した浜岡原発5号機で5月14日、水蒸気を真水に戻す「復水器」に約400トンの海水が混入し、原子炉にも流れ込むトラブルがあったと発表した。
中部電力は放射性物質の漏えいはとしている。
復水器は、原子炉内部の水蒸気を冷却して水に戻す装置。
海水が流れる管で熱交換して冷やす。中部電によると、管の破損が原因である可能性が高いという。
5号機は5月14日午後1時に原子炉を停止。その3時間半後、冷却水の不純物濃度が急上昇した。
中部電はトラブルの約3時間後、別の注水ポンプを海水が原子炉に入ると内部の腐食が進むため、中部電は脱塩作業を進めている。
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