福島原発の真実 | プルトニウムの毒性 | 東日本大震災と福島第一原発事故

福島原発の真実とは何か?福島第1原発の放射能が襲う日本の危機。東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)が引き起こしたプルトニウムに汚染された福島第一原子力発電所と計画停電の日本経済への影響や原発の最新情報。プルトニウムの毒性や半減期、高速増殖炉などについても解説。

事故

班目氏は「でたらめ氏」・・・仲間内ではこんな呼び名で。

班目氏は「でたらめ氏」・・・仲間内ではこんな呼び名で。

内閣府原子力安全委員会の班目委員長は熱力学の専門家で、原子力の専門家とは言えないのだそうだ。
政治力には少々長けていたようで、内閣府原子力安全委員会に入る同時に安全委員会の委員長になった。

菅総理が福島第一原発の視察の際にヘリに同乗しているが、「総理、原発は大丈夫です。水素爆発はしません」と助言したとされる。そのあと、水素爆発は起こった。
総理が原発に到着後には既に1号機のメルトダウンが始まっていたと推測される。
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高速増殖炉「もんじゅ」、燃料交換用の炉内中継装置の落下事故、明日引き抜きに着手。

高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の原子炉容器内に落下したままになっている燃料交換用の炉内中継装置を明日、引き抜く予定だ。

日本原子力研究開発機構は原子力保安院から安全性が認められれば、24日にも引き抜き作業を行う予定。

昨年5月、15年ぶりに運転を再開した「もんじゅ」だが、8月に中継装置が落下し、落下の際の衝撃で変形したため引き抜けない状態が続いている。
高速増殖炉の冷却は真水でなく、冷却材として液化ナトリウム(高温で100度前後)を使う。
常温では、空気に触れると燃えてしまうし、水と触れると爆発してしまう非常に厄介な物を原子炉の冷却剤として使っている。
引き抜き作業の際に液化ナトリウムがもしも漏れるようなことがあると、それだけでも大事故につながる危険性が指摘されている。

福島原発で手一杯の時にやらなくても・・・と思うのだが。
これ以上原発事故のニュースが増えたらもううんざりだ。
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政府、首相の海水注入中断関与の否定に躍起。またもや事実を捏造か? 疑念はいっそう深まる。

政府、首相の海水注入中断関与の否定に躍起。 疑念はいっそう深まる。

福島第1原発への海水注入が菅直人首相の「聞いていない」発言で中断したとされる問題はさらに疑念が深まった。
政府は打ち消しに躍起となっているが、政府関係者の証言との矛盾がますます増えている。

東電は午後7時4分から1号機でホウ酸を入れない「試験注入」を始めたが東電独自の判断で海水を注入開始したとされる。
問題はなぜ中断したかなのだが・・・。

複数の政府筋によると、首相が海水注水について「聞いていない」と激怒したことは複数の政府関係者が記憶しており、斑目氏が「海水注入は再臨界の危険性がある」などと指摘した事実もないという。

このような客観的な証言が複数あるにもかかわらず、首相の関与を否定しようとしているが、政府は事実を捻じ曲げようとしているのではないか。
隠蔽、捏造は東電よりも首相や政府の方がひどくないか?
マスコミも野党自民党もとことん追求してもらいたいものだ。
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小水力発電 全国に500カ所 潜在能力は1400万キロワット以上!?

福島第一原発の事故から2ヶ月経つが、再生可能エネルギーや代替発電についていろいろ議論されているが、非常に地味だが魅力的な発電システムが意外なところにあった。

小水力発電とは、1000キロワット以下の施設をそのように呼ぶのだそうだが、河川に水車を建設して、川の流れを利用して発電する。
その潜在能力は国内の河川で1400万キロワット、農業用水路で30万キロワットと試算されている。
ダムのように川をせき止めなくてよいし、それと比較すると低コストで自然破壊の影響も極めて少なそうだ。
発電能力は大きくはないが、気象条件や昼夜関係なく比較的安定した発電が魅力的なのだそうだ。
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原発事故収束工程表の日程変えず。5月17日に政府としての工程表も出す。束

原発事故収束工程表の日程変えず。5月17日に政府としての工程表も出す。

5月16日に行われた衆院予算委員会で東日本大震災と東京電力福島第1原発事故への対応をテーマに集中審議がされた。
福島原発1号機でメルトダウン(炉心溶融)が判明したことに関し「半年から9カ月で冷温停止するとの時間的展望を変えないで進めることができるのではないか」と述べ、東京電力の事故収束工程表の日程に変更がない考えを強調した。
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福島のアユ、ワカサギ、シラスが安全基準値超す。 淡水魚では初めて。

 福島県は5月13日、福島県内で採取したアユとワカサギ、シラスから食品衛生法の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。

コウナゴの基準値超えが問題となっているが、淡水魚では初めてのセシウム137の基準値超えだ。
いわき市のアユから720ベクレル/kg
北塩原村のワカサギから870ベクレル/kg
いわき市沖のシラスからも850ベクレル/kg
ヒラメやマコガレイ、ミズダコなどは基準値を下回ったようだが、どのくらいの値が出たかは公表されていない。
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東京電力への債権放棄を銀行に期待すると発言した官房長官だが少々乱暴すぎないか?

5月13日に決定した東京電力福島第一原子力発電所事故の賠償の枠組みに関連して記者会見で、原発事故発生前の東京電力の金融機関からの借入金について、が一部債権放棄することに期待感を示した。
東電への公的資金注入が必要になる可能性が高いわけだが、事故前の債権について銀行の一部債権放棄が前提となるとの見解だ。
「一切債権放棄がなされなくても公的資金投入に国民の理解は得られると考えるか」との記者の質問に、「3月11日以前の融資については、お尋ねのような、国民の理解が得られるかと言えば到底得られないと思う」と発言した。

さらに「東電が(債権放棄の)協力を仰ぎ、金融機関が応じるかという問題だ。そうした努力の成果を踏まえて、今回決めたやり方を前に進めるのか、違ったことを取らざるを得ないのか判断する」と発言し、金融機関の一部債権放棄などがなければ賠償枠組みの見直しも必要との考えらしい。
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政府が東京電力に無理やり出させた福島原発事故の収束工程表(ロードマップ)の中身

福島原発の炉心溶融(メルトダウン)を今頃になって認めざるを得ない状況になり、原発事故の収束は先が見えなくなった。厳しい専門家の意見は当初からこの収束工程表には無理がありすぎるとの指摘や、原発の状況把握すら満足にできていないのにこの工程表に何の意味があるのかと疑問符をつけた専門家も少なくなかった。
工程表を出した直後にクリントン国務長官が来日しているので、米国からのプレッシャーで菅総理が形だけでも収束計画を出しておきたいという政治的な意味合いの方が強かった。
今後は計画の修正というより、ほとんど一から計画の練り直しに近い状況なのだが、とりあえず、楽観的な前提条件に基づいた工程表がどんなものだったか紹介しておきたい。

福島原発事故の収束工程表1
福島原発事故の収束工程表1
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今になってやっと認めたか! 福島原発事故 メルトダウン

当初は政府も東電も学者や専門家までこぞってメルトダウンの可能性はないとかテレビで自信満々に言っていたが、今頃認めたか・・・。
核燃料そのものが炉心溶融を起こし、原型はとどめず粉々。原子炉圧力容器(原子炉本体)に大穴が開いてるのは確実な模様だが、原子炉格納容器に落ちた核燃料が底に溜まっているならまだいいが、それも突き抜けて核燃料ごと外部に漏れ出ている可能性すらある。あるいは、1号機の爆発の際にほとんどが飛び散ったということは考えられないのか?
1号機のみならず2号機、3号機、4号機の核燃料プールは大丈夫なのかだが、3号機は1号機より悲惨な可能性が高そうだ。

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福島第1原発 工程表見直しへ 冷温停止へ課題山積

 東京電力福島第1原発が東日本大震災で被災して11日で2カ月。政府と東電は先月17日に示した工程表に沿って、6~9カ月以内に原子炉内の温度を100度以下の「冷温停止」にするとの目標を掲げているが、多くの課題がある。細野豪志首相補佐官は「少しずつ進展しているが、全体としては引き続き目を離すことはできない」としており、発表から1カ月となる17日には工程表を見直す方針だ。【河内敏康、足立旬子、野田武】

 作業が最も進んでいるのは1号機だ。10日には原子炉圧力容器の水位計が作動するよう調節する作業が完了。11日には格納容器の圧力計を調節する。原子炉を安定的に冷やすための循環型冷却システムを設置する準備も進んでいる。

 だが、課題もある。原子炉建屋内の一部で9日、1時間当たり600~700ミリシーベルトもの高い放射線量を測定。作業計画の見直しを迫られる恐れもある。

 2号機では、タービン建屋の地下などにたまっている高レベルの放射能汚染水が問題だ。移送作業を続けているが、思ったほど水位が下がっていない。

 最も破損が大きい3号機では、圧力容器内の温度が上昇。注水量を増やしたが、温度が下がりきっていない。

 4号機は、爆発で原子炉建屋が大破した。東電はプールの健全性を確保するため、プールを下から支える構造物を設置する。

 日本記者クラブで10日、講演した松浦祥次郎・元原子力安全委員長は、夏場に密封性の高い防護服での作業は熱中症になる恐れがあると指摘。作業環境の改善と医療体制の充実が急務と指摘した。

 ◇北西側土壌は避難レベル超す

 福島第1原発からの放射性物質の放出も続き、福島県内の土壌に放射性物質が蓄積することによる、影響の長期化が懸念される。

 文部科学省は4月、米エネルギー省と共同で航空機を使ってセシウム137(半減期約30年)と134(同約2年)の土壌蓄積量を調べた。

 このうち、長期的に影響が続くセシウム137は、原発の北西方向にあたる同県浪江町、双葉町、南相馬市、飯舘村、葛尾村などで、1平方メートルあたり300万~1470万ベクレルに達した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故(86年)で、住民避難の判断基準とされた1平方メートルあたり55万ベクレル以上という数値を大幅に上回った。

 今回の事故による避難地域は、国際放射線防護委員会(ICRP)の勧告をもとに、空間線量が年20ミリシーベルトという数値を基準としたため、蓄積が多くても避難対象ではない地域がある。文科省は「土壌の放射性物質が、すぐ体内に入るわけではない」と説明する。一方、今後の住民の帰宅や農業の可否の判断にあたり、土壌の汚染度が議論になる可能性がある。

 名古屋大大学院の山沢弘実教授(環境放射能)は「土壌汚染は、土に付着するセシウムから出るガンマ線による外部被ばくが問題」と指摘、放射線量低減には土の入れ替えが有効と提案する。また「同じ場所で土を上下で入れ替えることも効果がある」と話す。

毎日新聞 5月10日(火)21時10分配信

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福島原発の放射能、旬の味にも影響。 タケノコから暫定規制値を超える放射性セシウム137が検出

厚生労働省は5月6日、福島県いわき市など6市町村で採取されたタケノコから暫定規制値を超える放射性セシウム137が検出されたと発表した。

いわき市では4月27日に採取されたタケノコからも同セシウム137が検出されている。
今回新たに検出された5市町村でも同様に出荷自粛を求める。

暫定規制値を超えたたけのこは、いわき市、伊達市、相馬市、三春町、天栄村、平田村で5月2日~5月3日に採取された竹の子だ。
伊達市産のタケノコからは、規制値の約3.6倍となる1820ベクレル/kgの濃度が検出された。
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日本気象庁の拡散予測図 5月4日~5月7日トータル(5/4予想)

日本気象庁の拡散予測図 5月4日~5月7日トータル (5/4予想)
大気中に放出された有害物質の拡散予測情報(放射性物質拡散のシミュレーション資料)
日本気象庁の拡散予測図 5月4日~5月7日 
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日本気象庁の拡散予測図 5月6日~5月7日

日本気象庁の拡散予測図 5月6日~5月7日 
大気中に放出された有害物質の拡散予測情報(放射性物質拡散のシミュレーション資料)
日本気象庁の計算した5月6日~5月7日の放射能拡散予測
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日本気象庁の拡散予測図 5月5日~5月6日

日本気象庁の拡散予測図 5月5日~5月6日 
大気中に放出された有害物質の拡散予測情報(放射性物質拡散のシミュレーション資料)
日本気象庁の拡散予測図 5月5日~5月6日 
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5月7日の福島原発 放射能拡散予測 (ドイツ気象庁 最新5/4発表)

日本時間 5月7日 午前3時の拡散予測図と天気予報
日本時間 5月7日 午前3時の拡散予測図と天気予報
5月7日は日本全国が拡散地域です。福島から北西の地域の濃度が高そうです。続きを読む 人気ブログランキングへ

ドイツ気象庁 5月1日の福島原発放射能拡散予想 (最新4/28発表)

日本時間 5月1日 午前9時の拡散予測図
1日の北日本は仙台など雨の予報が出ている地域があります。
ドイツ気象庁 午前9時 (日本時間)の拡散予測図
北日本は強い風が吹き、原発から東北に向かって流れるため、拡散の影響は少ないと思われます。
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福島のコウナゴ、ほうれん草が安全基準値オーバー。牛の牧草に摂取の基準値

福島のコウナゴ、ほうれん草が安全基準値オーバー

厚生労働省は27日、福島県内で採取したコウナゴとホウレンソウから、食品衛生法の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムを検出したと発表した。

 同県いわき市で26日に採取したコウナゴ2品から、最大3200ベクレルのセシウムを検出。田村市で25日、大玉町で24日にそれぞれ採取したホウレンソウからも、最大960ベクレルのセシウムを検出した。

 政府は福島県のホウレンソウとコウナゴの出荷停止を指示しているほか、コウナゴについては摂取も控えるよう要請している。

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米国の原発作業員の年間許容放射線量は20ミリシーベルト!

今日の昼間の民法ニュースでちらっとだけ報道されていたがアメリカの放射線専門家の団体から、日本の許容放射線量、安全基準は緩すぎて危険との指摘が出ている。
理由は明快だ。アメリカの原発の作業従事者、作業員の安全基準は年間20ミリシーベルトなのだそうだ。
これは緊急時ではなく、平時においての安全基準だが、すくなくともこの基準値は日本より厳しい安全基準だ。

危険と指摘している内容は福島原発周辺の学校施設などでのモニタリング結果から、年間20ミリシーベルトを超えるような環境下で児童や幼児が学校施設を使用するのは問題であるとの指摘をしている。
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福島原発の放射能汚染 ・・ やっぱりおかしい厚労省の暫定安全基準値  ・・

福島県内の5つの公園で、安全基準の目安を上回り、1日1時間以内の利用に制限することになった。
放射能汚染の影響で公園の利用が制限されるのは初めて。
福島原発の事故を受けて、文部科学省は学校の校庭などでの活動を制限する目安として、放射線量を3.8マイクロシーベルト/毎時と定めた。
(※これは仮に校庭に24時間365日いると年間の空間放射線による被ばくが33ミリシーベルトの値になる。)
利用が制限されたのは、福島市の新浜公園、信夫山子供の森公園、郡山市の酒蓋公園、二本松市の日渉公園、本宮市の岩角農村公園。
福島県は利用したあとは手や顔を洗ってうがいをすることや、土や砂を口に入れないよう注意を呼びかけているとのことだ。

個人的な感想だが、念のためだとしても、放射線を理由に通常の屋外活動に国から制限されるということは、福島県民や市民にとって複雑な思いがあるのではないか。
気にするなといっても無理な話だ。
心配されるのは空間放射線量よりも放射性物質が呼吸によって肺に吸引される危険が心配だ。放射線の降下物としてセシウム137が心配されるのだが、校庭や公園は土煙が舞うしそこにいれば自然と吸い込む。
微量であってもセシウム137が降下物として校庭や公園にもしあったとしたら、吸い込む危険がある。
口から消化器系への内部被ばくは、ほとんど排泄されてしまうのでリスクは低いが、吸い込んだ場合の内部被ばくのリスクは微量であっても大きいはずだ。
セシウム137の場合は大半は筋肉組織にまわり、骨にも蓄積される。たしか生物学的半減期は70日から90日だったと記憶している。
福島の定時下降物のデータ
 

公表されている資料では地表面にどれくらいの放射性物質があるか計測値を知ることができる。
少なくとも降下物として存在するのは国も認めているわけで、吸引した場合はまさしく内部被ばくをすることになる。
単純に空間放射線量で安全基準(目安)を引いたが、これは外部被ばくのみ考慮したに過ぎない。本当に怖いのは外部被ばくよりも内部被ばくだ。
このあたりの危険を専門家が大きな声で指摘しないのは疑問に感じるが、私の方が心配性という病気のせいだからなのだろうか。
花粉対策用のマスクはヨウ素131の場合は粒子が小さく役に立たないと聞いている。セシウムについてはマスクが効果があるかどうかちょっとわからない。
マスクをしないよりはした方がマシだとは思うのだが、気休め程度かもしれないので。

とにかく福島で子供を持つ親御さんに言いたいのは、セシウムが地表面にあるということは土煙と一緒に放射性物質も自然と吸い込むことになる。
それがまったく健康に影響のないレベルなのかどうかはその筋の専門家が判断すべきことだが、少なくともごく微量な内部被ばくの危険はあると考えるべきで、セシウム137は血流を通して筋肉や骨に蓄積されるということだけは知っておいていただきたいと思う。
微量だとしてもお子さんにとっては避けれるものならそのような危険は是非回避するような注意を日常生活の中でしていただけたらと思う。

あらためて別の記事で詳しく書こうと思うが、日本はICRPの線量限度を基準に安全基準を設けてきたのだが、放射線の専門家にはICRPの基準は内部被ばくをほとんど考慮せず、空間線量などの外部被ばくだけを基準に線量限度を設けているので安全基準が甘すぎると指摘する学者が多くいることは事実だ。
これは具体的な例で言うと、放射性物質の特性によって内部被ばくの方法が異なる。ヨウ素131の場合は吸い込んでも体内に吸収するが、飲料や食物として経口摂取しても吸収され甲状腺に蓄積する。
半減期が短いものの、事故後の放射線量の大半はヨウ素131によるものだ。現在も放射の漏れは続いているのだから、半減期が短いことは安心してよい理由にならない。
物質としての放射線の半減期は8日だが、吸収されたヨウ素131はわりと体内に長く残る。
セシウムの場合は経口摂取してもほとんど体内に吸収されないから、排泄されるまでの間、多少被ばくするくらいのことで、微量であれば飲料や食物として摂取してもさほどリスクはない。
ところが、半減期の長いセシウムを微量であっても常に空気中から吸い込むような環境にいた場合はリスクが高いと思っていい。
ちりも積もれば何とやらで、日々、微量なセシウムを体内に吸収し続ければその積み重ねで1年後には危険な線量の累積体内被曝をしている可能性もゼロではない。
このように、放射性物質と一言で言っても、どのように体内被曝をして、どのような体内被ばくの危険があるのかは、放射性物質によって異なるわけだ。
こういった日常生活の中で起こりうる内部被ばくのリスクをICRPの線量限度の基準は考慮していないといわれている。

もう少しシンプルな例で説明させていただくと、1リットルに500ベクレルの放射性ヨウ素の入った水と、1リットルに500ベクレルのセシウム137の入った水があったときにどちらが安全かというと、両方とも安全基準値を超えてはいるが、ヨウ素がはるかに危険で、セシウムの方の水は500ベクレルでもヨウ素と比べるとはるかに安全だ。
ちなみに両方ともベータ線を放出するのでここでは放射線の種類の違いはないものとして考える。
一見、半減期の長いセシウムの方が危険と思ってしまいがちだが実は違う。
食べ物、飲料に関して言えば、ヨウ素131で汚染されている食べ物の方が実は怖い。半減期が短いからといってヨウ素の方が安心というわけではないのだ。飲む、食べるという行為においてはヨウ素131が最も怖い部類の放射性物質といってもいいくらいだ。
実際の厚労省の暫定安全基準値は逆で、食品の汚染に関して放射性ヨウ素の許容量の方が高くなっている。半減期が短いという理由だけでヨウ素131を安全という判断をしていると推測できるが、これは素人でもおかしいと気付く。
下記の表にもあるように、暫定安全基準値では野菜・魚はヨウ素131は2000ベクレル以内としている。セシウム137は500ベクレル以内としている。
食品の暫定基準値
 

なぜ、出荷の段階で4倍の許容量がヨウ素131に与えられているかというと恐らくその根拠は、出荷してから消費者の口に入るまで半減期の8日を平均として考えたのだと思う。
魚で8日はどうかと思うが、口に入る段階でヨウ素131は2,000ベクレルが1,000ベクレルになる。あとは実際に食べてからの被ばく量でも考慮に入れたのだろうがヨウ素の半減期が短いので体内に取り込んでも長期間高い線量のまま蓄積はしないという考えなのかと一応推測しておこう。
ところがだ・・・何度も言うが、セシウムは食べても吸収しないから被ばくは消化器系の粘膜に限られ、そこを通過する時間も限られている。体内にはほとんど取り込まれないので蓄積はヨウ素131と比較したらわずかな量しか蓄積はされない。(セシウムも経口摂取であっても一定の量は体内に吸収されるが・・・)

何を言いたいのかお分かりかと思うが、食べる、飲むということに関しては比較の問題だが、ヨウ素131の方がはるかに多く体内に取り込まれるので体内被曝の線量はヨウ素131の摂取の方が圧倒的に高いと考えるのが正しい。
だから、安全基準の考え方としてはせめて低い方のセシウムの許容値にするのが妥当と思う。だいたい絶対的な許容量も高すぎる。WHOの基準値は飲料水で10ベクレル/kgとしているから、暫定基準値の200ベクレルとか300ベクレルというのは20倍、30倍の世界だ。

食べ物は新鮮なうちに食するものだ。買ってから1ヵ月後に魚や野菜を料理することは少ないと思う。このことだけを考えてもヨウ素131の半減期が短いので多く許容して言いというのはやはり間違いだ。
日本はICRPの外部被ばくの基準と同じ理屈で、放射線量と放射線の種類と、半減期だけを考慮して、内部被ばくの危険を同じロジックで計っているからこのような間違いが起きる。
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「要するに人としてどうかだ」と菅首相の人間性の問題を指摘。 財務副大臣

痛快だ。ここまで身内からこき下ろされるとは・・・。
もう能力がないとか、信頼できないとか、リーダーシップがないとかというレベルを超えたか。


民主党の桜井充財務副大臣が19日付のブログで菅直人首相の退陣を迫るメールマガジンを発行したことについて「(参院予算委員会で野党議員が)『このくらいはせめて認めたらどうですか』と問いかけた際に、全部突っぱねられたら、『辞めろ』といいたくなるのも当然だ。こういう(自己正当化に終始する)ことをやっていたら政権がもたなくなるんじゃないか、という意味合いで申し上げた」と説明した。国会内で記者団の質問に答えた。

 桜井氏は首相の政治姿勢に関し、「要するに人としてどうかだ」と人間性の問題を指摘。

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韓国原発、今度は4号機でトラブル 運転を継続

韓国原発、今度は4号機でトラブル 運転を継続
韓国の原子力発電事業者「韓国水力原子力」は19日、南部・釜山市にある古里原発の4号機で同日、電源系統のトラブルが発生したと明らかにした。非常用のディーゼル発電機が稼働して電力を供給し、原発は運転を継続、安全に問題はないという。
同原発では12日に、1号機が電源系統の遮断器故障で運転を停止するトラブルが起きたばかり。
聯合ニュースによると、同原発は3号機と4号機が同じ系統の外部電源を使用。核燃料交換や施設点検のため今月4日から停止中の3号機の機器に問題が生じ、4号機への電力供給に影響を与えたとみられる。
約30年の設計寿命を延長している1号機については、老朽化による事故発生の可能性が高いとして、周辺住民らが裁判所に運転停止を求める仮処分申請を行うなど「廃炉」を求める声が強まっている。(共同)
遮断器の部品欠陥が原因か 韓国・釜山の原発停止
韓国政府傘下機関である韓国原子力安全技術院は4月18日、南部釜山市にある古里原発1号機が電源系統の遮断器故障で運転を停止した問題について、遮断器の部品の欠陥が原因だったと明らかにした。聯合ニュースが伝えた。
同ニュースによると、遮断器内の連結端子を固定するスプリング部分に問題があり、遮断器から発火。予備の遮断器が設置されていたが、うまく作動しなかった。最終的には非常用のディーゼル発電機が稼働したため、施設への電力供給には問題はなかった。
この遮断器は、安全装置に関連した電源系統とは別という。
1号機は30年の設計寿命を延長しており、市民団体などから老朽化による事故を懸念する声が出ている。(共同)
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IRSNが予測した福島原発の放射能汚染シュミレーション

3月12日から3月22日までの放射能拡散シュミレーションです。汚染レベルが色別に表示されています。
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