福島原発の真実 | プルトニウムの毒性 | 東日本大震災と福島第一原発事故

福島原発の真実とは何か?福島第1原発の放射能が襲う日本の危機。東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)が引き起こしたプルトニウムに汚染された福島第一原子力発電所と計画停電の日本経済への影響や原発の最新情報。プルトニウムの毒性や半減期、高速増殖炉などについても解説。

原発事故

内閣不信任決議案反対293票で否決

6月2日午後3時過ぎ、内閣不信任決議案の採決を行い、賛成152票、反対293票で否決された。

民主党議員の造反がほとんど出なかったのは、 菅総理が震災対応や原発事故など一定の目処(2次補正予算案通過後)に退陣することを表明したことによって、菅内閣や民主党の現執行部に日は批判的な議員が不信任案反対に態度を変更したからだ。続きを読む 人気ブログランキングへ

鳩山由紀夫という政治家もコロコロ変る風見鶏。

今、衆議院本会議では内閣不信任決議案の採決が行われようとしている。
今朝までの報道では小沢一郎氏に近いとされる議員と、鳩山由紀夫氏に近い議員、中間派の議員の一部と合わせて80名以上の不信任案賛成者が出ると見込まれていた。
趨勢としてはさらに同調者が増えて内閣不信任決議案が可決される雰囲気だったが、6月2日正午に行われた民主党の代議士会では突然菅総理が、原発事故と震災対応の一定の目処がついた段階で辞任するので、ここは民主党一丸となって不信任案を否決しようということになった。
小沢系議員の態度は不明だが、ここで鍵を握っていたのが鳩山氏だ。
鳩山氏は昨日まで小沢氏と同調し、不信任案に賛成する意向を示していたが、一晩で何があったのいだろう。続きを読む 人気ブログランキングへ

宮嶋茂樹 産業の息の根止めるつもりか MSN[政治]ニュース

宮嶋茂樹 産業の息の根止めるつもりか MSN[政治]ニュース よりそのまま全部引用

宮嶋茂樹 産業の息の根止めるつもりか

 戦後最大の災難である。その東日本大震災に戦後最悪のヘタレが最高権力者のイスに居座ったままなのである。

 そのクセ、反原発が票になると知るや早速、大衆迎合する「アカの本領」だけはしっかり発揮される。

 誰にそそのかされたんや? あのナマズ以下の予知能力しかない自称・地震学者か…。あいつら地震が起こってから、自慢タラタラ、コイとるけど、そんなん最初っから分かっとったら何で今回の大地震、予知できんかったんや? 1万5千人以上の犠牲者を出した責任とって一人でも“ハラ切った”か? そんな連中の尻馬に乗って電力不足のわが国から、さらに電力奪って、ただでさえ弱っとるわが国産業の息の根止めるつもりか。

 それからや。何やこの財政難の緊急事態に何たら補佐官や委員会だの内閣官房参与やの、訳の分からんポストや寄り合い場つくって、よけい、こんがらがっとるやないか。しかも“メンツ”はそろいもそろってヘタレのオトモダチや。
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福島原発の海水注入中断問題で嘘に嘘を上塗りしている菅首相の答弁。矛盾だらけ。

東電は海水注入を原子力保安院、官邸に事前報告していたことは疑いの余地がないようだ。

福島原発1号機への海水注入が、菅直人首相が「事前に連絡がない!」と激怒したことで55分間中断したとされる問題で、海水注入の3時間以上前の3月12日午後3時20分頃、経済産業省原子力安全・保安院に海水注入する旨を事前報告していたことが判明した。
首相らが海水注入の協議検討を始める2時間40分前にあたる。
首相は国会で「東電から海水注入の報告はなかった。知らないものをやめろとか止めるとか言うはずもない」と答弁しており、首相の説明と矛盾する。

複数の政府筋や関係者が明らかにした内容によると3月12日午後2時50分頃に注入実施を決定。
原子力緊急事態でただちに首相に必要な情報を報告することを定めた原子力災害対策特別措置法15条に基づき、午後3時20分ごろ、原子力安全・保安院に「準備が整い次第、炉内に海水を注入する予定である」と記したファクスで報告し、午後7時4分に海水注入を開始した。

東電の清水正孝社長は5月2日の参院予算委員会で海水注入指示の時間を「真水停止(午後2時53分)の前だった」と発言している。
注入中断について東電は「官邸が『海水を注入すると再臨界の危険がある』としたので政府の判断を待った」と説明していた。


海水注入中断について菅総理が「私が止めたことは全くない」と関与を否定したがどう考えても首相が嘘をついているとしか思えないのだが、もし本当に関与がなかったのなら国家の緊急事態の真っ最中に居眠りでもしていたのだろうか。

政府の説明、首相の発言には不自然で合理性に欠く。とぼけるのもいいが、今度ばかりは致命傷だろう。
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【投票】菅首相の「海水注入開始は全く知らなかった」発言は本当か? 福島原発冷却中断問題

福島第一原発の海水注入が一時中断した問題で、官邸が『海水注入によって再臨界の危険を心配している。首相は激怒。』などの情報が東京電力に伝わり、東電は官邸の指示を待つためにいったん海水注入を中断したとしています。菅首相はこの件を全く知らなかったと関与を国会で否定しています。
複数の政府関係者からの情報と首相や閣僚の発言に矛盾が出てきています。
菅総理の「海水注入は全く知らなかった」発言は本当でしょうか?

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川内博史衆院科学技術特別委員長の痛快発言!格好だけのパフォーマンスに終始する菅総理

川内博史衆院科学技術特別委員長の痛快発言!「菅首相の政治は要するにパフォーマンス政治だ。格好だけのパフォーマンスに終始。」

まさに的を得た痛快発言だ。

http://www.jiji.com/jc/v?p=politician-interview_kawauchi_hiroshi-01
時事通信のインタビューにこう答えている。

・首相にはマネジメント能力がない。
・菅さんの政治は要するにパフォーマンス政治だ。格好だけ。
・政権維持のために大震災を理由に増税を図ろうとし、自民党には大連立を働き掛けた姑息な手法。
・政府は年間被ばく量20ミリシーベルトまで大丈夫だと発表したのにもう一方は20ミリシーベルトになるから避難しなさいと言う矛盾。
・3月15、16日に最も大量の放射性物質が出ている。広島型原爆でいうと20個分の放射性物質。
・首相はSPEEDIを自分のためには使ったが、住民のためには使わなかったのではないか。
・風上から風下に逃げて被ばくした住民もいっぱいいる避難区域設定のいい加減さ。
・「浜岡を停止する、格好いいだろ」という感じで言った首相の幼稚さ。
・まず、菅さんには降りていただく。なぜなら国のリーダーとしてふさわしくない。
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班目氏が政府発表に「名誉毀損だ」と憤慨! 「再臨界の危険」言っていない。

 内閣府原子力安全委員会の班目(まだらめ)春樹委員長は5月22日、福島第一原発1号機への海水注入が菅直人首相の発言によって中断したとされる問題で、政府側が「班目氏が首相に『海水注入の場合、再臨界の危険がある』と述べた」と発表したことに反論した。
海水注水がなぜ中断したのかが大問題なのだが、5月23日からの国会審議で自民党は首相の責任を追及する方針で国会で問題になることは確実だ。

 班目氏は、内閣府で記者団に「そんなことを言ったら私の原子力専門家の生命は終わりだ。名誉毀損(きそん)で冗談ではない」と強調。
 班目氏はさらに、「原子力の“げ”の字も知らない素人だと侮辱されたようなもので、怒り心頭だ」と述べた。
さらに「(真水を)海水に替えたら不純物が混ざるから、むしろ臨界の可能性は下がる」と説明していたと主張している。
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福島原発海水注入一時中断問題 細野補佐官の発言と記憶は正反対で矛盾。政府に不信感。

原子力安全委員会の班目委員長と細野補佐官の発言と記憶は正反対で矛盾。「海水注入一時中断問題」

政府は、海水の注入が一時中断した責任逃れをするために事実を隠蔽か?
関係者の発言は矛盾ばかり。
菅首相はもう東電の責任を云々言う資格はない。国民に嘘をつくような政府は、もう有能だとか無能だとか能力以前の問題だ。

フジテレビの「新報道2001」での両者の言い分を聞いてみると、斑目委員長の方が筋が通っているようにみえるし、東電の記録とも矛盾はない。政府の言ってることだけが矛盾しているようにみえる。
斑目委員長にはそもそも嘘をつくような動機が見当たらないのだが・・・。 

フジテレビの「新報道2001」での両者の発言内容は・・・。 
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海水注入は東電の現場の判断。政府発表は大嘘。首相の勝手な命令で冷却中断。

これまで菅総理が原発事故の被害拡大させたとの批判が度々されてきたが、今度ばかりは放っておけない問題が表面化した。
東電が海水注入をためらったことで冷却が遅れたとか、東京電力に対する風当たりも強かったのだが、真実は菅総理が「勝手に海水注入するな」などと素人が子供じみたことを言って、結果的に海水注入が中断し一時、冷却が1時間ほどストップした。
東京電力は真水による原子炉の冷却を行っていたが、震災翌日の3月12日に冷却用の真水がなくなったため、海水注入に切り替えて冷却を継続していたが、菅総理の勝手な判断で原子炉の冷却を中断させたわけだから、その責任は重大だ。
少なくとも東京電力の海水注入への切り替え、注水継続は誰がどうみても正しい判断でそれを中断する合理的な理由は何もない。
東京電力の損害賠償額は膨らむ一方だが、菅政権のお粗末な対応が原因で被害が膨らんでいるようなものだ。
東電の責任は確かに重大だが、菅首相や政府のおかげで原発被害が拡大しているという事実はもっと責任重大だ。
基本的に菅総理のロジックはこうだ。「成功した成果は自分。失敗した尻拭いは東電。」
何しろ自分のしたことを自分で褒めて自画自賛するような男だ。
菅総理が原発事故を甘く見て「海水注入は俺の判断で行った。おかげで重大事故を防げた」とあとから自慢したかったのだろう。
1号機は12日午前には全炉心溶融(メルトダウン)していたとみられている。
ほんとにバカな男だ。

政府発表も大嘘つきだ。隠蔽体質がどうのと東京電力を批判する資格はない。
政府発表によると3月12日午後6時、炉心冷却に向け真水に代え海水を注入するとの「首相指示」が出たということになっている。
しかし、事実真実はまったっく違っていた。
東電は現場の判断で3月16日午前7時4分に海水注入を始めていた。

首相の責任はもはや免れられない。さらには、事実を隠蔽して大嘘を発表した菅政権の責任も見逃すことはできない。
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全国の企業、事業所の自家発電能力は全部で6000万キロワットで東電と同じ能力

全国の事業所の自家発電能力の総量はなんと6000万キロワットもあるそうだ。
驚きの能力である。埋蔵電力といっていい。
工場や製鉄所などの電量を企業自身が自家発電して自分の事業所で電力を消費はしているが、余った電力は東京電力に売電している。
発電能力が 6000万キロワットということだが、少なく見積もって3分の1の2000万キロワットは東京電力管内にあるのではないか?
この能力をフルに発揮すれば電力不足は一気に解消しそうだが。続きを読む 人気ブログランキングへ

震災を口実とした増税論議より、減税して経済成長させることが重要。

原発事故の国民負担や震災の復興財源をどうするかについて、増税はやむを得ないかのような雰囲気が台頭しつつあるがこれはとんでもない話だ。
これを機に民主党は社会保障と税制改革を一体とした税制改革を行うつもりでいるようだが、やることの順番を間違えている。

一般会計と特別会計をあわせた税収は230兆もある。 

(一般会計と特別会計を合わせた純計 平成 22 年度予算では、歳入が 226.7 兆円) 
平成 22 年度予算では、歳入が 226.7 兆円i

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浜岡原発5号機トラブル「復水器」が破損。海水400トン原子炉に混入

浜岡原発5号機トラブル「復水器」に海水400トン混入

中部電力は原子炉を停止した浜岡原発5号機で5月14日、水蒸気を真水に戻す「復水器」に約400トンの海水が混入し、原子炉にも流れ込むトラブルがあったと発表した。
中部電力は放射性物質の漏えいはとしている。

復水器は、原子炉内部の水蒸気を冷却して水に戻す装置。
海水が流れる管で熱交換して冷やす。中部電によると、管の破損が原因である可能性が高いという。

5号機は5月14日午後1時に原子炉を停止。その3時間半後、冷却水の不純物濃度が急上昇した。
中部電はトラブルの約3時間後、別の注水ポンプを海水が原子炉に入ると内部の腐食が進むため、中部電は脱塩作業を進めている。
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福島原発周辺の土壌からやはり出た!ランタン140 テルル129など複数の放射性物質

土壌から複数の放射性物質検出 放射性物質の放出続く

福島原発周辺の土壌からやはり出た!ランタン140 テルル129など複数の放射性物質

プルトニウムやストロンチウムなど福島第一原発周辺の土壌から検出さてていたが、他にも出るわ出るわ・・・。
文部科学省の5月12日の発表によると、ランタン140が原発から23~62キロの地点で土壌1キログラム当たり24から640ベクレル検出。
テルル129は2~62キロの地点で土壌1キログラム当たり540から180,000ベクレル検出。

ランタン140の半減期は1.67日で非常に短い。放射能漏れが収束すれば半減期の短い放射性物質が検出されることはほとんどなくなるが、半減期の短い放射性物質が検出されたことで、放射性物質の放出、拡散が今も進行中であることがあらためてわかった。

検出された場所は福島原発より北西の地域に偏っていて、気象条件が強く影響していると見られる。
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週刊現代 最新号 見出し 4月25日発売

【ぶち抜き大特集】〈史上空前の116ページ!〉放射能の国の真実 福島第一原発「絶望の砦」45日の記録 日本の運命を握るヨシダという男 吉田昌郎56歳。フクシマを仕切る最高責任者。あまりのストレスにこの間、都内の病院に2度通った。ヨシダ、大丈夫か
最悪の事態 台風がフクシマを直撃する前に
〈福島第一原発 本当の話をしよう〉山根一眞×後藤政志 最後は人の手で止めるほかない
平成の特攻隊「フクシマ50」に突入命令を出せますか
「残留放射線」の恐怖について
こんな復興会議、何の意味があるのか
『釣りバカ日誌』と原子力発電所の関係
これでも原発ですか 40人の原子力専門家が明かす「フクシマの真実」
〈完全保存版〉この夏、あの電気を止めるのはあなた 大調査 ひと目で分かる「消費電力」
佐高信×寺島実郎 この国はどこで失敗したのか
もう二度と見たくない「ACのCM」
『JIN』とくる言葉〈被災地へ届け!〉
〈短期集中連載 「大阪府警」腕利きマル暴刑事の事件簿 最終回〉「暴力団と芸能界」
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・〈被災地に力を!〉週刊現代チャリティ・オークション/お取り寄せで応援しよう
・原発列島 危険度マップ
【モノクログラビア】
・なぜ福島だったのか
・メルトダウンとは何か
週刊現代 最新号
 
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統一地方選挙後半戦の結果に見る菅政権の評価

統一地方選挙の党派別の当選数は党派別では、民主党が453人、自民党が694人公明党が1024人、みんなの党が124人、共産党が710人で、民主の当選は与党にもかかわらず4番目だ。
ひどい数字というか大敗北という一言に尽きる。

民主党内では「菅総理大臣の震災対応のまずさが追い打ちをかけた」との見方が大勢だ。
樽床元国会対策委員長が大阪府連の代表の辞任を表明しているが、これは執行部への批判と受け止めていい。
「このままでは日本はひどいことになる」と小沢元代表も正面から批判をしている。

「菅政権の原発事故への対応などに、国民が強い怒りを持っていることの表れ」と野党も批判を強めている。
自民党の谷垣総裁も「今の政権の震災対応に、大きなクレームがついた」と発言した。

こんな政権が続くのは国民にとって不幸だ。正直、菅総理がテレビに映っているだけでチャンネルを変えたくなる。
国難の元凶は菅自身と言う事に気付いていないのは本人だけだ。
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福島原発の放射能汚染 ・・ やっぱりおかしい厚労省の暫定安全基準値  ・・

福島県内の5つの公園で、安全基準の目安を上回り、1日1時間以内の利用に制限することになった。
放射能汚染の影響で公園の利用が制限されるのは初めて。
福島原発の事故を受けて、文部科学省は学校の校庭などでの活動を制限する目安として、放射線量を3.8マイクロシーベルト/毎時と定めた。
(※これは仮に校庭に24時間365日いると年間の空間放射線による被ばくが33ミリシーベルトの値になる。)
利用が制限されたのは、福島市の新浜公園、信夫山子供の森公園、郡山市の酒蓋公園、二本松市の日渉公園、本宮市の岩角農村公園。
福島県は利用したあとは手や顔を洗ってうがいをすることや、土や砂を口に入れないよう注意を呼びかけているとのことだ。

個人的な感想だが、念のためだとしても、放射線を理由に通常の屋外活動に国から制限されるということは、福島県民や市民にとって複雑な思いがあるのではないか。
気にするなといっても無理な話だ。
心配されるのは空間放射線量よりも放射性物質が呼吸によって肺に吸引される危険が心配だ。放射線の降下物としてセシウム137が心配されるのだが、校庭や公園は土煙が舞うしそこにいれば自然と吸い込む。
微量であってもセシウム137が降下物として校庭や公園にもしあったとしたら、吸い込む危険がある。
口から消化器系への内部被ばくは、ほとんど排泄されてしまうのでリスクは低いが、吸い込んだ場合の内部被ばくのリスクは微量であっても大きいはずだ。
セシウム137の場合は大半は筋肉組織にまわり、骨にも蓄積される。たしか生物学的半減期は70日から90日だったと記憶している。
福島の定時下降物のデータ
 

公表されている資料では地表面にどれくらいの放射性物質があるか計測値を知ることができる。
少なくとも降下物として存在するのは国も認めているわけで、吸引した場合はまさしく内部被ばくをすることになる。
単純に空間放射線量で安全基準(目安)を引いたが、これは外部被ばくのみ考慮したに過ぎない。本当に怖いのは外部被ばくよりも内部被ばくだ。
このあたりの危険を専門家が大きな声で指摘しないのは疑問に感じるが、私の方が心配性という病気のせいだからなのだろうか。
花粉対策用のマスクはヨウ素131の場合は粒子が小さく役に立たないと聞いている。セシウムについてはマスクが効果があるかどうかちょっとわからない。
マスクをしないよりはした方がマシだとは思うのだが、気休め程度かもしれないので。

とにかく福島で子供を持つ親御さんに言いたいのは、セシウムが地表面にあるということは土煙と一緒に放射性物質も自然と吸い込むことになる。
それがまったく健康に影響のないレベルなのかどうかはその筋の専門家が判断すべきことだが、少なくともごく微量な内部被ばくの危険はあると考えるべきで、セシウム137は血流を通して筋肉や骨に蓄積されるということだけは知っておいていただきたいと思う。
微量だとしてもお子さんにとっては避けれるものならそのような危険は是非回避するような注意を日常生活の中でしていただけたらと思う。

あらためて別の記事で詳しく書こうと思うが、日本はICRPの線量限度を基準に安全基準を設けてきたのだが、放射線の専門家にはICRPの基準は内部被ばくをほとんど考慮せず、空間線量などの外部被ばくだけを基準に線量限度を設けているので安全基準が甘すぎると指摘する学者が多くいることは事実だ。
これは具体的な例で言うと、放射性物質の特性によって内部被ばくの方法が異なる。ヨウ素131の場合は吸い込んでも体内に吸収するが、飲料や食物として経口摂取しても吸収され甲状腺に蓄積する。
半減期が短いものの、事故後の放射線量の大半はヨウ素131によるものだ。現在も放射の漏れは続いているのだから、半減期が短いことは安心してよい理由にならない。
物質としての放射線の半減期は8日だが、吸収されたヨウ素131はわりと体内に長く残る。
セシウムの場合は経口摂取してもほとんど体内に吸収されないから、排泄されるまでの間、多少被ばくするくらいのことで、微量であれば飲料や食物として摂取してもさほどリスクはない。
ところが、半減期の長いセシウムを微量であっても常に空気中から吸い込むような環境にいた場合はリスクが高いと思っていい。
ちりも積もれば何とやらで、日々、微量なセシウムを体内に吸収し続ければその積み重ねで1年後には危険な線量の累積体内被曝をしている可能性もゼロではない。
このように、放射性物質と一言で言っても、どのように体内被曝をして、どのような体内被ばくの危険があるのかは、放射性物質によって異なるわけだ。
こういった日常生活の中で起こりうる内部被ばくのリスクをICRPの線量限度の基準は考慮していないといわれている。

もう少しシンプルな例で説明させていただくと、1リットルに500ベクレルの放射性ヨウ素の入った水と、1リットルに500ベクレルのセシウム137の入った水があったときにどちらが安全かというと、両方とも安全基準値を超えてはいるが、ヨウ素がはるかに危険で、セシウムの方の水は500ベクレルでもヨウ素と比べるとはるかに安全だ。
ちなみに両方ともベータ線を放出するのでここでは放射線の種類の違いはないものとして考える。
一見、半減期の長いセシウムの方が危険と思ってしまいがちだが実は違う。
食べ物、飲料に関して言えば、ヨウ素131で汚染されている食べ物の方が実は怖い。半減期が短いからといってヨウ素の方が安心というわけではないのだ。飲む、食べるという行為においてはヨウ素131が最も怖い部類の放射性物質といってもいいくらいだ。
実際の厚労省の暫定安全基準値は逆で、食品の汚染に関して放射性ヨウ素の許容量の方が高くなっている。半減期が短いという理由だけでヨウ素131を安全という判断をしていると推測できるが、これは素人でもおかしいと気付く。
下記の表にもあるように、暫定安全基準値では野菜・魚はヨウ素131は2000ベクレル以内としている。セシウム137は500ベクレル以内としている。
食品の暫定基準値
 

なぜ、出荷の段階で4倍の許容量がヨウ素131に与えられているかというと恐らくその根拠は、出荷してから消費者の口に入るまで半減期の8日を平均として考えたのだと思う。
魚で8日はどうかと思うが、口に入る段階でヨウ素131は2,000ベクレルが1,000ベクレルになる。あとは実際に食べてからの被ばく量でも考慮に入れたのだろうがヨウ素の半減期が短いので体内に取り込んでも長期間高い線量のまま蓄積はしないという考えなのかと一応推測しておこう。
ところがだ・・・何度も言うが、セシウムは食べても吸収しないから被ばくは消化器系の粘膜に限られ、そこを通過する時間も限られている。体内にはほとんど取り込まれないので蓄積はヨウ素131と比較したらわずかな量しか蓄積はされない。(セシウムも経口摂取であっても一定の量は体内に吸収されるが・・・)

何を言いたいのかお分かりかと思うが、食べる、飲むということに関しては比較の問題だが、ヨウ素131の方がはるかに多く体内に取り込まれるので体内被曝の線量はヨウ素131の摂取の方が圧倒的に高いと考えるのが正しい。
だから、安全基準の考え方としてはせめて低い方のセシウムの許容値にするのが妥当と思う。だいたい絶対的な許容量も高すぎる。WHOの基準値は飲料水で10ベクレル/kgとしているから、暫定基準値の200ベクレルとか300ベクレルというのは20倍、30倍の世界だ。

食べ物は新鮮なうちに食するものだ。買ってから1ヵ月後に魚や野菜を料理することは少ないと思う。このことだけを考えてもヨウ素131の半減期が短いので多く許容して言いというのはやはり間違いだ。
日本はICRPの外部被ばくの基準と同じ理屈で、放射線量と放射線の種類と、半減期だけを考慮して、内部被ばくの危険を同じロジックで計っているからこのような間違いが起きる。
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福島第一原発の施設内の放射能汚染マップ公開

福島第1原発1~4号機の建屋周辺約150地点の放射線量を記録した放射能汚染度マップが公開された。
図は4月23日の毎時あたりの放射線量を表している。
放射線量を記録した汚染度マップ
  

2号機原子炉建屋西側付近が空間放射線量が70ミリシーベルト/毎時 で最も高い場所だ。
空間放射線量が高すぎると、作業員の許容される被ばく限度があるため、作業に支障が出てくるだけでなく、限度を超えたりそのレベルに近くなった時点で作業員は二度と現場に出ることができず、やがては人手不足、収束工程表への影響が出てくることが心配される。
できるだけ被ばくを抑えることが、一人の作業員がより長く現場で対応できることになるので、施設内の放射線量はできるだけ詳しくモニタリングを行うことが必要とされる。

21日回収された900ミリシーベルトのコンクリート片は何となく気になる。異常な値だ。
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福島原発の大気への放射性物質拡散、1日154テラベクレル

福島第一原発が大気中に放出している放射性物質の量が、4月5日の時点でも、1日あたり154兆ベクレルにも達していると原子力安全委員会が発表した。
推定値によると、ヨウ素131が0.69テラベクレル/毎時、セシウム137が同0.14テラベクレル/毎時で、1日あたり154兆ベクレルという天文学的数字だ。

そういえば中部大学の武田先生がブログで、最近の福島原発の放射性物質の放出量を1日あたり1万テラベクレル(1兆の1万倍)と見積もっていた。
64倍のひらきがあるが、もともと原子力安全委員会は1日の放出量を1テラベクレルと言っていた。それを154テラベクレルに修正した訳だから見積もりに154倍の誤差がある。

原子力安全委員会の見積もりは低く見積もりすぎだったというよりは、原子力を安全にみせるための見積もり方法しか知らないような気がしてくる。
本当のところ誰もわからないのだろうが、ひとつ言えることは、信じられないような天文学的数字の放射能が今も毎日ダダ漏れという現実が悲しくなってくる・・・。
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福島第1原発事故 高濃度汚染水、海へ流出4700兆ベクレル

福島第1原発事故 高濃度汚染水、海へ流出4700テラベクレル

福島第一原子力発電所で、2号機の取水口付近から海に流出した高濃度の汚染水に含まれる放射性物質の量が、一年間に流出が許されている限度の量の2万倍にあたることがわかった。

汚染水は2日、2号機の取水口付近から流れ出ているのが見つかり、6日に地盤を固める工事を行ったことで流出は止まった。「東京電力」が21日に行った会見によると、流出が始まったのが前日の1日とすると、6日までに流れ出た汚染水の総量は約520トンで、放射性物質の量は約4700テラベクレルと推定されるという。これは一年間に流出が許されている限度の量の2万倍にあたる。

4日から10日にかけて意図的に海に放出した低濃度の汚染水に含まれる放射性物質の量は1500億ベクレルで、これと比べると、約3万倍の放射性物質が海に流れ出たことになる。

1000テラベクレルというレベルは、史上最悪の海洋汚染とされる英セラフィールド核施設で70年代に放出された放射性廃液の年間の総量と同程度だという。東電は「影響については魚介類のサンプリングなどを通じて調査を続けたい」としている。

放出されたと考えられるのは、放射性ヨウ素が2800テラベクレル、放射性セシウム134と137が各940テラベクレル。集中廃棄物処理施設(集中環境施設)などから海に放出された低濃度の汚染水に含まれた放射性物質の総量(0・15テラベクレル)の約3万1000倍に当たる。

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4号機原子炉建屋地下1階で汚染水が約5メートル

次々に新しい事実が見つかる。裏を返せば東電も政府も福島原発の状況把握が以下に難しいかを示している。
東電の出した工程表に「一歩前進」と発言した菅総理だが、原発の制圧の道のりは険しそうだ。
言い方を変えれば、政府も東電も現在立てている見通しは「想定外の事態を考慮した計画」ではなく「楽観的条件を前提にした計画」で甘い見通しに立った絵に描いた餅ではないのか。

4号機原子炉建屋地下1階で汚染水が約5メートルの深さでたまっているのが発見された。
汚染の濃度すらわかっていないが高レベル汚染なのはもう間違いない。水の量も大量でいったいどこに移送するのか。タンクがいくつあっても足らない。
4号機の汚染水をどうにかしない限り復旧作業は前に進まない。工程表の計画がまた狂った。これも想定外と言い訳するのか。2日もたっていないのに工程表は頓挫したも同然ではないのか。
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JR東日本の地震対応に評価と称賛

時事通信 4月13日(水)16時19分配信
【ロサンゼルス時事】米カリフォルニア州の高速鉄道事業を所管する州高速鉄道局(HRA)トップのバンアーク氏は12日、東日本大震災を受けたJR東日本の対応について「一人の死者も出さず、乗客を無事に降ろした。すばらしい対応ぶりだった」と称賛した。加州の高速鉄道事業への参入を目指す民間企業を対象に同日開いた会合の場で記者団に語った。事業参入に引き続き強い意欲を持っている旨の書簡がJR東日本から届いたことも明らかにした。
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福島原発30~45キロ3地点、年間許容量超す。(3月31日読売新聞)

福島第一原発事故の影響を継続して調査している文部科学省は31日、福島県内の大気中の放射線量などの測定結果を公表した。
同省は原発から20キロ圏の外側で積算の放射線量も計測している。3月23日正午過ぎから7日間計測できた、原発から約30~45キロの4地点中、3地点で、7490マイクロ・シーベルト(北西約30キロ、浪江町)、4449マイクロ・シーベルト(北西約30キロ、飯舘村)、3428マイクロ・シーベルト(西北西約30キロ、浪江町)を記録、自然界や医療行為以外で人が浴びてよいとされる年間許容量1000マイクロ・シーベルトを超えた。一般に健康に影響が出るのは最大値の約13倍、100ミリ・シーベルト以上とされる。
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