中部電力浜岡原子力発電所5号機(静岡県御前崎市)で、運転停止作業中に原子炉に流入した海水量が約5トンもあったことが判明した。
原子炉で熱せられた水蒸気を冷やして水に戻す「復水器」が破損して配管周りから海水が流入した可能性が高く、その原因が良くわかっていない。
復水器内に漏れ出た海水量は400トンに上ることが既に判明しているが、原子炉内の冷却水に混入した不純物の量を分析した結果、炉内に流入した海水は5トンに達する計算になるようだ。
中部電力は破損部を特定する調査を始めたが、破損の詳しいまだ原因はわかっていない。 

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