東芝が福島第一原発の廃炉に向けた工程表を東京電力と経済産業省に提出した。
5年以内に原子炉の燃料棒と、貯水プールの使用済み核燃料棒の撤去を行い、その後、原発施設全体の解体撤去を行い更地にする計画。全体では10年計画になる。
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福島原発の真実とは何か?福島第1原発の放射能が襲う日本の危機。東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)が引き起こしたプルトニウムに汚染された福島第一原子力発電所と計画停電の日本経済への影響や原発の最新情報。プルトニウムの毒性や半減期、高速増殖炉などについても解説。
福島第1原発から北西約30キロの福島県浪江町国道399号沿いの累積放射線量が3月23日から4月3日までの
9日間で10.34ミリシーベルトの積算値になり、屋内退避の目安となる10ミリシーベルトを超えたと文部科学省が発表した。
人工被爆年間限度の1ミリシーベルトの10倍を上回った。
1時間あたりの平均値を計算すると47マイクロシーベルト/毎時という値になる。
(10.34×9分の1×24分の1=0.047ミリシーベルト)
ざっくりだが、およそ50マイクロシーベルトになる。
胸部レントゲンで1回0.05ミリシーベルト(50マイクロシーベルト)の被爆量とすると
浪江町に1時間いるだけでレントゲン1枚の計算になる。
従って、9日間の被爆量をレントゲン検査に例えると24×9=216枚のX線写真を撮った計算になる。
1年では24×365=8760枚のX線写真に相当する。ただそこに居るだけでそれだけの被爆をする計算だ。
それに加えて、呼吸器や経口摂取による内部被爆が加わる。
雨に濡れれば外部被爆もさらに加わる。
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