4号機は3月15日に壁の一部が破損している。
後の調査でプールの重さを支える構造壁まで損傷を確認。
使用済み核燃料プールには核燃料棒1331体があり、コンクリート圧送車による注水によって約1400トンの水が入り、冷却を続けている。
16日の調査で、地下1階が浸水していることが判明。
使用済み燃料の一部が破損して放射性物質を含むプールの水が漏れるか、あふれた可能性がある。
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福島原発の真実とは何か?福島第1原発の放射能が襲う日本の危機。東日本大震災(東北地方太平洋沖大地震)が引き起こしたプルトニウムに汚染された福島第一原子力発電所と計画停電の日本経済への影響や原発の最新情報。プルトニウムの毒性や半減期、高速増殖炉などについても解説。
福島第1原発から北西約30キロの福島県浪江町国道399号沿いの累積放射線量が3月23日から4月3日までの
9日間で10.34ミリシーベルトの積算値になり、屋内退避の目安となる10ミリシーベルトを超えたと文部科学省が発表した。
人工被爆年間限度の1ミリシーベルトの10倍を上回った。
1時間あたりの平均値を計算すると47マイクロシーベルト/毎時という値になる。
(10.34×9分の1×24分の1=0.047ミリシーベルト)
ざっくりだが、およそ50マイクロシーベルトになる。
胸部レントゲンで1回0.05ミリシーベルト(50マイクロシーベルト)の被爆量とすると
浪江町に1時間いるだけでレントゲン1枚の計算になる。
従って、9日間の被爆量をレントゲン検査に例えると24×9=216枚のX線写真を撮った計算になる。
1年では24×365=8760枚のX線写真に相当する。ただそこに居るだけでそれだけの被爆をする計算だ。
それに加えて、呼吸器や経口摂取による内部被爆が加わる。
雨に濡れれば外部被爆もさらに加わる。
福島第一原子力発電所2号機取水口付近からの放射性物質を含む液体の海への流出について続きを読む
4月2日 東京電力のプレスリリース
本日午前9時30分頃、2号機の取水口付近にある電源ケーブルを納めているピッ ト内に1000ミリシーベルト/時を超える水が貯まっていること、およびピット側面 のコンクリート部分に長さ約20センチメートルの亀裂があり、当該部分よりピット* 内の水が海に流出していることを発見いたしました。その後、午後0時20分頃、再 度、同状況を現場にて確認いたしました。 ピット内の水およびピット近傍のバースクリーン前の海水のサンプリングを実施し、 福島第二原子力発電所へ送って分析しています。 また、昨日まで実施していた福島第一原子力発電所および福島第二原子力発電所 沿岸部の海水サンプリング(4箇所)に加え、本日より両発電所沖合約15km地点 における海水のサンプリング(3箇所)を開始しましたので、これらの結果を踏ま え、総合的に評価してまいります。 現在、コンクリートの注入による止水処置の準備を進めております。さらに当該ピ ットへの流入経路を調査し、流入防止対策を講じます。
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